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Japaneasy -文化村-

メルボルンで日本文化が学べる場、日本人も大歓迎!

メルボルンで日本文化が学べる場所、文化村。第1、3水曜日に日本語学校、Japaneasyの1室で行われている。日本語だけでなく、日本文化も学びたいという生徒の声に応え、Japaneasy設立当時から続いているという。

内容は生花、書道、着付けなどさまざま。

今回は書道・和紙アートクラスにお邪魔させていただいた。

今日の参加者は9人。日本人も1人参加していたが、ほとんどの人が書道をするのは初めて。Japaneasyの生徒だけでなく、HPや友達の紹介で文化村のことを知り、参加している人も。年齢も国籍も、バックグラウンドも違う参加者が、日本文化への興味という共通点を持ってこの文化村に集まった。

まずは先生が自己紹介。



今日の講師は、メルボルンの小学校などで日本文化を伝える活動をしている小林さん。和紙アートを通して日本文化を伝えたいという熱い思いを持つ。アニメ、芸者、忍者だけではなく、日本の文化をもっと深く、歴史なども含め伝えていきたいという思いから、文化村で講師として活動を始めたという。


小林さんのクラスでは、始めの30分で日本文化を紹介、残りの1時間半で実際に自分達で和紙アート、書道を体験する。
今日のテーマは「連獅子」。獅子の歴史、獅子がテーマの歌舞伎などについて、簡単に分かりやすく説明してくれる。生徒からの質問も飛び交い、笑い声が上がることも。少人数のクラスのため、和気あいあいとしたアットホームな雰囲気だ。

今日のクラスでは連獅子を演じる歌舞伎役者を折り紙で折り、それを貼り付けた紙に「連獅子」という書を加え、1つの作品を作り上げる。

   

まずは獅子の折り紙に挑戦。使われているのはとても美しい和紙。先生が大きな折り紙で見本を見せてくれる。ちょっと複雑だが、参加者同士助け合ったり、先生にヘルプしてもらったりしながら折っていく。

  


途中、今折っているはかまの説明などもあり、授業の中で日本について知るチャンスは多い。1つの作品から様々な日本の文化を垣間見る事ができるのは、経験豊かな日本人の先生だからこそできることだろう。日本語の単語もたくさん出てくるので、日本語の勉強にもなりそうだ。

さていよいよ書道の時間。姿勢、筆の持ち方など、本格的に教えてもらえる。まずは他の紙で練習。

 

書く姿は皆真剣。先生が生徒の間を回り、アドバイスをしてくれる。横線の書き方・止め方など書道の基本的な決まりごとなども実際にやって見せてくれる。

本番の紙に清書する時はみなちょっと緊張…。

そうやって、時間いっぱい使ってみなそれぞれの和紙アートが完成!



参加した生徒は和紙アート、書道を存分に楽しんだ様子。

今日の感想を聞いてみた。


クリスさん

「授業はとっても楽しかったよ。まだ日本語を学び始めて間もないから、漢字は難しいけど、書道をすることは、漢字の形を覚えるのにも役に立つと思ったよ。僕のように日本語・日本文化に興味があるけど、ほとんど知らないという人も、是非この文化村に参加してみて欲しいです。」


ティムさん

「Japaneasy で日本語を勉強しています。僕はグラフィックデザインをしているので、もともと漢字の止めやはね、はらいなどの美しい形が大好きなんです。また書道を通して、日本人の心を理解することもできると思う。だから僕は毎回書道クラスをとても楽しんでいます!」

文化村ではただ書道を体験するというだけでなく、自分が書いている文字の意味、作っている作品の背景などの説明をうけるため、より深く和紙アート、書道を楽しめるのだと思う。

そう、文化村は日本文化を体験するのには絶好の場所。

日本語に興味がある人、日本文化に興味がある人は、ぜひ文化村に足を運んでみていただきたい。


*各文化村でどんな文化紹介・ワークショップが行われるかは、Japaneasyのホームページをご覧ください。


文化村
http://japaneasy.com.au/culture_village/

日時:第1、3水曜日 7pm-9pm
場所:Japaneasy, Level 4, 126-128 Russell street Melbourne 
料金:$15-25

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コメント

以前のコメント

米村緑   (2012-07-09)
6,7年前にメルボルンでそちらにお住まいのとても良い方に訪問着を着せていただきましたが、その着付けをする方の連絡先が分かりません。7月27日金曜日にCollins St.のホテルまで出向いて着付けをしていただける方をご紹介いただけないでしょうか?それによって着物着用を決めようと思っています。よろしくお願します。米村

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