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メルボルン・キャリアアップwork

NACS有給デモンストレーター登録会

日本文化の案内人!

メルボルンの学校で日本文化を紹介するデモンストレーターの登録会が先日7月9日、メルボルン市内のNACS(Nippon Australian Cultural Service)で行われた。

日本語教育が盛んなメルボルンの学校でも「本当の日本」に触れられる機会というのは、そう多くない。そこでNACSは、学校のイベントや授業の一環として、茶道、武道といった技術を要するものから、おりがみ、伝統玩具といった親しみやすいものまで、日本の文化や遊びを学生たちに体験してもらう機会を提供している。その案内人となるのがデモンストレーターだ。

今回の参加者は5人。まずはデモンストレーターの仕事について説明があった後、NACSのジェネラル・マネージャーである青野さんが、どのようにデモンストレーションを行うのか、実際の道具などを用いて実演してくれた。


やれば必ず盛り上がる、エプロン・シアター。
かわいらしい人形を使って体全体でお話を聞かせる。日本の教育現場でも最近人気がでてきているそう。絵本よりも動きがあるため、生徒達の興味も引き付けやすい。

ネイティブの日本語を生徒達にたくさん聞かせてあげるためにも、デモンストレーションでは基本的に日本語を話し、それを英語でフォローする形で行う。学校の希望によってはすべて日本語で行うこともあるそうだ。そのため英語に少し自信がない人でもデモンストレーションを行うことができる。
もちろん絵本の読み聞かせなどでストーリーを英語で伝えなければならないこともあるが、事前に読む英文を準備しておけば大丈夫。たくさんの人の前で英語を話す機会は普段なかなかない。そのためデモンストレーションを英語を交えて行うことで英語の勉強にもなり、自分の英語力に対する自信にも繋がる。

「こんにちは」などの挨拶や数の数え方は授業の始めのほうに習うことが多いため、デモンストレーションでもよく使う。生徒達の知っている日本語を使うことで、子ども達により日本語を身近に感じてもらえる。
また人形を見せながら「ねこ!」「Cat!」 などの単語を言うだけでも、生徒達に新しい単語を視覚、聴覚の両方を使って覚えてもらうことができる。


おもちゃ箱はさらっとみせるのではなくもったいぶって開ける。
おもちゃは実際に何人かの生徒達に触らせたり、使い方を予想させてみたりする。
回数を区切って遊ばせ、それを他の生徒達に数えてもらう…
などなど。生徒たちの興味を引くコツや、上手にデモンストレーションを行う方法を青野さんはたくさん教えてくれた。

「やればなんとかなります!失敗しても気にしない!」という青野さんの笑顔と丁寧な説明で、参加者達もデモンストレーションを行う自信が少しついたよう。

NACSでは、随時デモンストレーターの無料登録を行っている。事前トレーニングも行ってくれるため安心して登録できる。

日本語、日本の文化をメルボルンの生徒達に伝える。
日本の文化を見直し、学び直す機会にもなり、その知識と経験は一生ものになることだろう。
そしてこのお仕事、嬉しいことに有給

日本語教育が盛んで、親日家が多いオーストラリアで、日本人だからこそできるこのデモンストレーターのお仕事、ぜひ挑戦していただきたい!


問い合わせ先
Nippon Australian Cultural Service Pty. Ltd. (NACS) http://www.nacs-vic.com.au/
エレン満美子(まみこ)
住所:Level 6, 520 Collins Street, Melbourne, VIC 3000, Australia
Tell:(03)9614 2262
Email:study@nacs-vic.com.au
 

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