更新日: 2009/07/19
第3回、第4回と、どうも話が短すぎたようだ。でも、これはHIBIKIの時からの癖。HIBIKI は小冊子だったから文字数が600字とか?800字以内と決められていた。それで簡単明瞭に話を纏める癖がついた。これはこれでいい癖なんだろうと思う。しかも3ヶ月に一度の季刊誌だったから一年に4回。つまりHIBIKIなら前回で一年分書き終わったことになる。今回からは2年目…なんてことを書いて字数を稼いでいる。…バレタ?みえみえ?うーん、ワシもまだ修行が足りんわい。
3ヶ月に一度の季刊誌だったら、続き物は書けなかっただろうな…と、思いつつ今回もハナシの話である。
「義歯」。入れ歯の意味で書いた。書いた後、不安になった。こんな言葉、あったっけ?愛用の国語辞典をみる。思ったとおり…なかった。義眼、義手、義足はあっても「義歯」はない。歯を失うことは一般的に見れば、同情に値しないということなのだろう。確かに、入れ歯になるのは自業自得かな。それに老いの所為ね。でもねぇ…(哀)。
抜歯の後、止血するために麻酔で感覚がない歯茎に脱脂綿を当てられて「強く噛んで」なんて言われてもなぁ。努力はしたけど噛んでいるのか咥えているのか?それより歯茎がどこだか解らない。口から脱脂綿がポロポロ落ちる。とにかく口の中に脱脂綿を詰め込んだ。
家に帰って、麻酔が切れる前に痛み止めの薬を2時間おきに服用した。箱に書いてある処方箋の倍のペースである。おかげで翌朝はやや朦朧状態。これが薬の所為か熱の所為か判らないが、熱の所為ということで店は臨時休業に…まぁ半分はそのつもりだったからね。
歯茎は痛むが腹は減る。歯を抜く前に自前の歯で最後の食事を…うーん、日本人ならやっぱりカツ丼だろうと根拠もなくそう思った。抜かれる歯もそうだそうだとガチガチなった。それから、飲まず食わずで丸一日が過ぎていた。…腹も減るわけだ。さて、何を食べよう…と、考えても歯のない口である。噛まずに食べれる流動食以外になかろうもんと、雑炊を作って食べた。
それから歯茎の腫れがひく数週間、雑炊、スープに浸したパン、食べ慣れないヨーグルト。そして固形物を噛まずに飲み込むという技も体得した。もちろん食後は胃薬と整腸剤を常用。おかげでお腹を壊すこともなくダイエットに成功!…という話じゃない。
歯のない口で人前に出るのは抵抗があった。そのための仮の入れ歯である。ところが歯茎の腫れと痛みで装着どころではない。抜歯の後、3箇所ほど縫っている。舌を回すと釣り糸みたいな糸が感じられる。釣り針はないけどこの糸の所為で、釣られる魚の気持ちがわかる…わけがない。一週間後の検診。軽い感染症…。抗生物質を飲んだ。私はこう見えても結構、感染症になりやすい病弱な…ゴホン、ゴホン。…なのだ。
開き直れば羞恥心なんぞ邪魔になる。歯のない口で笑う、しゃべる、唄う。油断するとしわくちゃの顔になる。笑顔を作ると愛嬌のある爺の顔になる。ふぁふぁふぁ、こうなったら。ワシには怖いもんなぞありゃせんわい。
ちなみに、この原稿は先週、書き上げて送ったのだが、TRYBERのメールアドレスとはどうも相性が良くないのだ。過去も数回、届かなかったことがある。うーん、困ったもんだ。なんとかしなさいね。
昔のバンド仲間が新しくHPを立ち上げました。「老いぼれミュージシャンの呟き2」です。
URL: http://homepage3.nifty.com/oiboremusician/
ここに「どんたく夜話」と「シナリオ・ウイング」の連載を始めました。興味のある方はぜひお越しください。
「妙安寺ファミリーバンド」 http://www.myoanji.com/
<どんたく レストラン>
住所:526 City Road, South Melbourne VIC 3205
TEL: (03) 9696 6794
3ヶ月に一度の季刊誌だったら、続き物は書けなかっただろうな…と、思いつつ今回もハナシの話である。
「義歯」。入れ歯の意味で書いた。書いた後、不安になった。こんな言葉、あったっけ?愛用の国語辞典をみる。思ったとおり…なかった。義眼、義手、義足はあっても「義歯」はない。歯を失うことは一般的に見れば、同情に値しないということなのだろう。確かに、入れ歯になるのは自業自得かな。それに老いの所為ね。でもねぇ…(哀)。
抜歯の後、止血するために麻酔で感覚がない歯茎に脱脂綿を当てられて「強く噛んで」なんて言われてもなぁ。努力はしたけど噛んでいるのか咥えているのか?それより歯茎がどこだか解らない。口から脱脂綿がポロポロ落ちる。とにかく口の中に脱脂綿を詰め込んだ。
家に帰って、麻酔が切れる前に痛み止めの薬を2時間おきに服用した。箱に書いてある処方箋の倍のペースである。おかげで翌朝はやや朦朧状態。これが薬の所為か熱の所為か判らないが、熱の所為ということで店は臨時休業に…まぁ半分はそのつもりだったからね。
歯茎は痛むが腹は減る。歯を抜く前に自前の歯で最後の食事を…うーん、日本人ならやっぱりカツ丼だろうと根拠もなくそう思った。抜かれる歯もそうだそうだとガチガチなった。それから、飲まず食わずで丸一日が過ぎていた。…腹も減るわけだ。さて、何を食べよう…と、考えても歯のない口である。噛まずに食べれる流動食以外になかろうもんと、雑炊を作って食べた。
それから歯茎の腫れがひく数週間、雑炊、スープに浸したパン、食べ慣れないヨーグルト。そして固形物を噛まずに飲み込むという技も体得した。もちろん食後は胃薬と整腸剤を常用。おかげでお腹を壊すこともなくダイエットに成功!…という話じゃない。
歯のない口で人前に出るのは抵抗があった。そのための仮の入れ歯である。ところが歯茎の腫れと痛みで装着どころではない。抜歯の後、3箇所ほど縫っている。舌を回すと釣り糸みたいな糸が感じられる。釣り針はないけどこの糸の所為で、釣られる魚の気持ちがわかる…わけがない。一週間後の検診。軽い感染症…。抗生物質を飲んだ。私はこう見えても結構、感染症になりやすい病弱な…ゴホン、ゴホン。…なのだ。
開き直れば羞恥心なんぞ邪魔になる。歯のない口で笑う、しゃべる、唄う。油断するとしわくちゃの顔になる。笑顔を作ると愛嬌のある爺の顔になる。ふぁふぁふぁ、こうなったら。ワシには怖いもんなぞありゃせんわい。
ちなみに、この原稿は先週、書き上げて送ったのだが、TRYBERのメールアドレスとはどうも相性が良くないのだ。過去も数回、届かなかったことがある。うーん、困ったもんだ。なんとかしなさいね。
昔のバンド仲間が新しくHPを立ち上げました。「老いぼれミュージシャンの呟き2」です。
URL: http://homepage3.nifty.com/oiboremusician/
ここに「どんたく夜話」と「シナリオ・ウイング」の連載を始めました。興味のある方はぜひお越しください。
「妙安寺ファミリーバンド」 http://www.myoanji.com/
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