カジノ2007 博才は忘れた頃にやってくる
更新日: 2010/03/15
2007 年 4月29日(日)
ランチはバークStのパブに行ってギネスとフィッシュアンドチップス。夕食はカジノ内の中華レストランで軽く取るなど、徹夜明けにも関わらずまったくカジノ中心の生活。このところトータルはプラス二千ドルを境にチップを減らしたり増やしたりの攻防。
今更ながらだけど、正直に言って私には博才がない。ここでいう博才とは確信を持って大玉を賭けられる才覚のこと。私はカジノでよく後悔する。勝てば勝ったでなぜあのとき大玉勝負に行かなかったと後悔を仕舞いこみ、負ければ負けたで一度も勝負手を打たなかったと後悔をあらわにする。あれこれ後悔があるから、こうしようああしようと考えてテーブルに着く。しかし、いざゲームが始まるといつもの小心が前面に出てしまうのだ。
カジノでは確信などといっても所詮はただの思い込みに過ぎないのだから、
博才があるからといって易々と勝てるわけではないが・・・
その青年は私の背後からプレイヤーに200ドル賭けた。それが外れると改めて1,000ドルをバイインする。小柄で童顔のチャイニーズ系の青年は人の良さそうな表情を浮かべながら、またプレイヤーに200ドルをおく。それが当たって次に400ドルにチップアップするとそれがプレイヤー側のビックベットになって、ディーラーが彼に向かってカードを滑らす。彼は立ったまま絞った。プレイヤーウイン。それを見てカーちゃんを促して席を詰め彼の分の席を空けた。次に彼が賭けたのは千ドル近いブラックチップ。それを絞り勝つと今度は小さくガッツポーズした。私はギャラリーから賭け始めて倍々にチップアップする人間がいると、その逆張りをするか、その人間が負けてしまうか居なくなるまで見をすることが多い。しかし、その時はカーちゃんに彼と同じ目に100ドルずつ賭けてくれと言い残してトイレに立った。戻ってくると案の定彼はチップの山を築いていた。そして、いまや2,000、3,000ドル単位でベットしているのだった。まもなく彼は一万ドル以上のチップを持って席を立った。見事な勝ち逃げ。同じ1,000ドルバイインでも私の方と言えばチップアップしても200ドルという細々とした賭けを続けて700ドル溶かしたのだった。
結局この日は一般フロアーと合わせて千ドルの負け。あと数日の勝負。
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