更新日: 2010/10/22
2007/8/1
「カジノデビュー」
1990年、カジノデビューはゴールドコーストのジュピターズだった。夜10時近くになってコンラッドホテルに辿り着いた。このとき目と鼻の先にカジノがあると思うだけで興奮を覚えた。この日のために玩具のルーレットを買ってシミュレーションをしてきていた。なん通りかの賭け方まで考案してきた。やる気は満々だった。
すべてが思い通りとは行かなかったが、私は勝ち込んでいった。思い通りに出来なかったのは、シミュレーション通りならここでビッグベットというとき、私はびびった。この癖は17年経ったいまも変わっていないのが情けない。
結局、後半たれてマイナスで帰国したが、前半に勝ち続けたことに手応えを感じたのだった。
2007/8/8
「ルーレット」
最初の頃はカジノといえばルーレットだった。私はダズン賭けが中心だったが、周りの客はストレイトにべたべたチップを置いている。そんなものかと思いながらも初心者の私は頑なにダズン賭けを守っていた。しかしダズン賭けで儲かり始めるとストレイトにも賭けたくなる。そしてストレイトで山のような配当を受け取るとこれしかないと思うようになるからカジノは恐い。
そんなことで、たまの大勝ちもあったがよく負けた。私なりの様々な算段を楽しんだが、所詮は勘だけが頼りのゲームは長続きしないとやがてルーレットはやらなくなった。
2007/8/9
「大小」
ルーレットと平行して遊んだのが「大小」何処のカジノでも数が少なくて、オープンするとチャイニーズが群がり落ち着いてプレイできないのが玉にキズだが、これはルーレットより攻略が容易に思えた。
スターシティが出来る前のシドニーはダーリングハーバーカジノ。私は大小で大勝した。トリプルがまぐれ当たりした訳ではない。200ドルのバイインはディーラーの同情をかうほどついていなかったが、残り30ドルから勘は冴え、終わってみると千二百ドル。朝方にカーちゃんと散歩に出て、ちょっとだけ待っててと言った間の出来事だった。
2007/8/13
「大小 そのとき」
旅の朝は早い。寝ている場合じゃないとカーちゃんを誘って朝の散歩に出た。ホテルの前はダーリングハーバー。そして、そこには倉庫を改造したハーバーカジノがあった。すぐ戻るからとカジノのバーにカーちゃんを残して、カジノ内を歩いてみた。
客のいない大小のテーブルが目についた。シェーカーを挟んで左右にレイアウトがあって、客もいないのに両面にディーラーがついていた。大小のテーブルを一人で独占できるなんて、なかなかないチャンスなので、私は迷うことなく200ドルをバイインした。オージーのディーラーがたった一人の客のために囃し立てる。しかし賭けたチップはことごとく外れる。一方のディーラーがそっちは憑いていないからこっちに来いという。それを軽くいなして賭け続けるとやっと最初の当たりが来た。「大」が出たのでもう一度「大」で押してみる。さらに受け取った配当を合計数賭け11~17のボックスに気の向くまま散らす。大か小にはある程度勘を働かすが、合計数賭けにはあまり考えずチップを張る。大・小が当たり続けると配当の良い合計数賭けも当たるようになる。そして次第に賭けるチップも大きくなっていく。このとき凄かったのは、ツラを押していながら、ふと閃いてツラ切りすると見事にツラが切れるのだった。なんの根拠もないただの閃きである。シェーカーの作り出す目はアトランダムのはずなのに、いつしか私は次になにが出るか知っているかのように振る舞った。
そんなに長い時間ではなかったと思う。それまで出なかったトリプルが出て、大・小を2度続けて外したときにチップを引いた。

2007/8/19
「BJ」
ルーレットや大小は浮き沈みが激しく、また人をかき分けて賭けたりとかなりせわしない。何度か遠征するうちに、もう少し落ち着いたゲームをしようとブラックジャック(BJ)をやってみた。最初の頃はベーシックストラテジー(BS)など知らずに、勘をたよりにヒットやステイをしていた。だから他のプレイヤーがヒットしようがステイしようが一向に気にならなかった。やがてBSを覚えると、BS通りのプレイをしないプレイヤーの存在が気になるようになった。それでも私は他人がどんなプレイをしようが、あからさまに非難するようなことはまずしない。楽しくないときは黙って席を立つだけ。
BJのBSを覚え始めた頃からだと思うが、やがてルーレットや大小は一切やらなくなった。するとそれまで10遠征2勝6敗2分けだった成績がほぼ平均化するようになった。勝つか負けるかは運次第なのは変わらないが、ルーレットのどこに転がり落ちるか知れないボールに一発大逆転を託すよりも、コツコツ運を積み上げるカードゲームの方がどうやら私の性に合っているようだ。
「カジノデビュー」
1990年、カジノデビューはゴールドコーストのジュピターズだった。夜10時近くになってコンラッドホテルに辿り着いた。このとき目と鼻の先にカジノがあると思うだけで興奮を覚えた。この日のために玩具のルーレットを買ってシミュレーションをしてきていた。なん通りかの賭け方まで考案してきた。やる気は満々だった。
すべてが思い通りとは行かなかったが、私は勝ち込んでいった。思い通りに出来なかったのは、シミュレーション通りならここでビッグベットというとき、私はびびった。この癖は17年経ったいまも変わっていないのが情けない。
結局、後半たれてマイナスで帰国したが、前半に勝ち続けたことに手応えを感じたのだった。
2007/8/8
「ルーレット」
最初の頃はカジノといえばルーレットだった。私はダズン賭けが中心だったが、周りの客はストレイトにべたべたチップを置いている。そんなものかと思いながらも初心者の私は頑なにダズン賭けを守っていた。しかしダズン賭けで儲かり始めるとストレイトにも賭けたくなる。そしてストレイトで山のような配当を受け取るとこれしかないと思うようになるからカジノは恐い。
そんなことで、たまの大勝ちもあったがよく負けた。私なりの様々な算段を楽しんだが、所詮は勘だけが頼りのゲームは長続きしないとやがてルーレットはやらなくなった。
2007/8/9
「大小」
ルーレットと平行して遊んだのが「大小」何処のカジノでも数が少なくて、オープンするとチャイニーズが群がり落ち着いてプレイできないのが玉にキズだが、これはルーレットより攻略が容易に思えた。
スターシティが出来る前のシドニーはダーリングハーバーカジノ。私は大小で大勝した。トリプルがまぐれ当たりした訳ではない。200ドルのバイインはディーラーの同情をかうほどついていなかったが、残り30ドルから勘は冴え、終わってみると千二百ドル。朝方にカーちゃんと散歩に出て、ちょっとだけ待っててと言った間の出来事だった。
2007/8/13
「大小 そのとき」
旅の朝は早い。寝ている場合じゃないとカーちゃんを誘って朝の散歩に出た。ホテルの前はダーリングハーバー。そして、そこには倉庫を改造したハーバーカジノがあった。すぐ戻るからとカジノのバーにカーちゃんを残して、カジノ内を歩いてみた。
客のいない大小のテーブルが目についた。シェーカーを挟んで左右にレイアウトがあって、客もいないのに両面にディーラーがついていた。大小のテーブルを一人で独占できるなんて、なかなかないチャンスなので、私は迷うことなく200ドルをバイインした。オージーのディーラーがたった一人の客のために囃し立てる。しかし賭けたチップはことごとく外れる。一方のディーラーがそっちは憑いていないからこっちに来いという。それを軽くいなして賭け続けるとやっと最初の当たりが来た。「大」が出たのでもう一度「大」で押してみる。さらに受け取った配当を合計数賭け11~17のボックスに気の向くまま散らす。大か小にはある程度勘を働かすが、合計数賭けにはあまり考えずチップを張る。大・小が当たり続けると配当の良い合計数賭けも当たるようになる。そして次第に賭けるチップも大きくなっていく。このとき凄かったのは、ツラを押していながら、ふと閃いてツラ切りすると見事にツラが切れるのだった。なんの根拠もないただの閃きである。シェーカーの作り出す目はアトランダムのはずなのに、いつしか私は次になにが出るか知っているかのように振る舞った。
そんなに長い時間ではなかったと思う。それまで出なかったトリプルが出て、大・小を2度続けて外したときにチップを引いた。

2007/8/19
「BJ」
ルーレットや大小は浮き沈みが激しく、また人をかき分けて賭けたりとかなりせわしない。何度か遠征するうちに、もう少し落ち着いたゲームをしようとブラックジャック(BJ)をやってみた。最初の頃はベーシックストラテジー(BS)など知らずに、勘をたよりにヒットやステイをしていた。だから他のプレイヤーがヒットしようがステイしようが一向に気にならなかった。やがてBSを覚えると、BS通りのプレイをしないプレイヤーの存在が気になるようになった。それでも私は他人がどんなプレイをしようが、あからさまに非難するようなことはまずしない。楽しくないときは黙って席を立つだけ。
BJのBSを覚え始めた頃からだと思うが、やがてルーレットや大小は一切やらなくなった。するとそれまで10遠征2勝6敗2分けだった成績がほぼ平均化するようになった。勝つか負けるかは運次第なのは変わらないが、ルーレットのどこに転がり落ちるか知れないボールに一発大逆転を託すよりも、コツコツ運を積み上げるカードゲームの方がどうやら私の性に合っているようだ。
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