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デ杯連覇のチェコのエースはベルディヒ?バーディッチ?

うにょ〜ん。

 

先週で大会が終わりと書きましたが、大事なのが1つありました。国別対抗戦のDavis Cupです。1年を通して行われるこの大会、今年の顔合わせはセルビア VS チェコとなりました。

 

Djokovic率いるセルビアは、Tipsarevicが怪我、Troickiがドーピング違反で出場停止中のため戦力が大幅にダウン。Djokovic以外の選手はシングルスランキングでは100位以下、一方のチェコは4人中3人が100位以内と万全の体制で臨みました。

といっても、チェコはBerdychとこのコラムでは「唇兄貴」でおなじみのStepanekの両名がシングルス・ダブルス共に出場しました。シングルス1勝ずつ、そしてStepanekはダブルス巧者ですからダブルスを必ず獲り3勝を決める、これがチェコの勝利の方程式でしょう。

チェコの強さはダブルスが勝てる自信があるため、初日は1勝1敗、2日目のダブルスで1勝、2勝1敗で最終日に回ってきますが焦りがないところでしょう。このコラムでも何度も書いていますが、たとえ1試合でもダブルスは重要ですよ。今の日本はダブルスは無視しているとしか思えないですから。強い国を見習ってダブルスの強化を図ってほしいです。

 

 

ところで今回書きたかったことが1つ。Melbourne Cupの記事のコメントをご覧になった方はいますか?厳しい指摘が有りますが、日本語と英語がごっちゃで表現がごっちゃごちゃとの事。

自分のコラムではテニス選手の名前はアルファベット表記のままにしています。これにはいくつかの理由がありまして。

・カタカナで表記するのが難しい
・媒体によってカタカナの名前が異なる
・検索する時にアルファベットの方が便利
・歴史背景が難しい

 

この最後の歴史背景が非常に難解なため、問題を避けるために英語にしています。コメントに指摘が有りますが、かっこつけて英語で書いているわけじゃないですよ(笑)。

 

 

例えば今回のチェコ。世界中のテニストーナメントにジュニアの子を引率しているKids Tennisという団体のコラムに書かれていたのですが、ロシアやドイツに支配を受けた過去があり、チェコの名前が日本に入ってきた当時はドイツ語読みで入ってきたそうです。現在でもチェコの地名や人物名はドイツ語読みで表す事が日本では多いそうで、Berdychは日本語のメディアではベルディヒ。しかしチェコ人にとってドイツ語読みをされるのは支配された歴史から最大の屈辱だそうです。こういったことが世界中から選手が集まるテニスでは多々あることから、自分のコラムではアルファベットのまま表記しています。ちなみにBerdychは英語圏ではバーディッチといった感じで発音します。これは英語読みですから問題ないでしょう。

 

検索する時に便利、というのは個人的な考えですが、例えばこのコラムで気になったことが出た時にGoogleで調べるとします。その時に日本語名で検索するとなかなか出てこない事が多いです。そんな時に英語で検索すれば楽だからというのが理由ですね。

 

 

他の国の言葉を日本語で表記するのはどうしても無理がありますからね。こればっかりはしょうがないでしょう。こんな感じで今後もコラムは続いていきますので宜しくお願いします。

 

というか、こういうのは第1回目のコラムでやれよっていうコメントは入れないで下さいね(笑)。

 

 

ほいだらの。

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