KyrgiosとTomicが大炎上
更新日: 2015-07-09
うにょ~ん。
Wimbledonは男子共に準決勝進出者が決定しました。男子は、
Djokovic VS Gasquet
Murray VS Federer
Djokovicは、4回戦でAndersonとフルセットの試合を2日間に渡り繰り広げ苦戦を強いられました。GasquetはWawrinka相手にファイナルセット11−9という大接戦。元世界ランキング4位のSebastien GrosjeanがコーチとなったGasquet、Djokovic相手にも期待できますね。Wimbledon入りがかなり調子の良かったMurray、ドローにも恵まれここまで順当な仕上がりに見えます。Federerは今大会ノリノリですね。2012年のWimbledon以来GS優勝はありませんが、前人未到の8度目の優勝となるでしょうか?
女子は、
Serena VS Sharapova
Muguruza VS Radwanska
Serenaは久しぶりのVenusとの対戦や、地元出身のWatsonとのフルセットの試合など、今大会かなり盛り上げています。Sharapovaは自信通算20度目のGS準決勝、実績を考えると少なく感じますね。2004年以来のWimbledon制覇の前に、大きな壁が立ちはだかります。というかもう11年前なんですね。。。Muguruzaは自身初のGS準決勝。テクニシャンRadwanskaと対戦します。この2人はどちらも好きな選手ですので、肩入れが難しいですね。
オージーは、Hewittの最後のWimbledonで明るい話題で持ちきりかとおもいきや、問題児Kyrgios、Tomicの2人が色々やらかしています。
まずはTomic、Djokovicとの3回戦で敗れた後の記者会見で、Tennis AustraliaのCEOとプレジデント、そしてデ杯のキャプテンであるPat Rafterを名指しで批判しました。Tomicの言い分は、Tennis Australiaは彼と妹のSaraに対してのリスペクト、ファンディングサポートの終了など、不当な扱いを受けているとのことです。Rafterは、彼の父親とコーチの態度がサポートに値しないとして終了したわけですが、決して2人が喧嘩しているわけではないとのこと。このTomicの批判についてTennis Australiaは、カザフスタンとのデ杯のメンバーに招集しないと発表しました。
Kyrgiosですが、3回戦のRaonicとの試合中、ラケットを叩きつけそれが観客席に飛んでいき7500USドルの罰金、さらに続く4回戦のGasquetとの第2セットの中で、無気力になりリターンを全くせず、スポーツマンシップに反する行為として、2000USドルの罰金が課せられましたが、4回戦については免除となりました。
問題はこれだけでなく、この4回戦後の記者会見。無気力を記者に聞かれたところ、じゃあお前にラケット貸してやるからGasquetのサーブを返してみろよ、などかなり態度が悪く、こちらがさらに火に油を注ぐ結果に。
この問題について翌日のニュースにて、オーストラリアのオリンピック水泳選手のDawn Fraserは、親の出身地に帰れとコメント。これが人種差別に当たるとして炎上しました。ただ、このコメントにはFraserに同意する意見も多く、まだまだくすぶっているようです。
Hewittが引退し、今後を担う世代として期待されるKyrgiosとTomicですが、誰かしっかり教育出来る人が見つかると良いですね。Rafterをも批判するTomicには難しいと思いますが。。。
それでは今週はこの辺で。
ほいだらの。
コメント- P (2015-07-18T13:13:41)
- Raitoさん今週のコラムはお休みでしょうか?
シドニーに行かれてからあまり元気が無いようなのですが…頑張ってください。また素敵なお写真楽しみにしております。
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