
ケーブルトラム待合所
マーベラス・メルボルンと云われた繁栄の時代を偲ぶ
Cable Tram Shelter
11 September, 2009 @ East Melbourne
メルボルンの北東の端のスプリング通りにビクトリア州議事堂がある。
州議事堂の裏側をコリンズ通りの延長であるマッカーサー通りが北へ向かっている。
マッカーサー通りに沿って右側に、このトラム停留所(トラム・シェルター)がある。
1917年に建築され、メルボルン市内で現存する5つのケーブル・トラム停留所のひとつだ。
メルボルン市長で芸術家のフランク・ステイプレー(Frank Stapley)がデザインしたもの。
木材を使用し、天井にはスレートを使っている。
デザインはエドワーディアン・スタイルをベースとしている。
この当時のトラムは、現在の電気式トラムではなく、石炭をエネルギー源とし、地下を走るケーブルによってトラムを走らせるケーブルトラムがメルボルン市内を走り回っていた。
現在のメルボルンに比べて、気温が低く、冬場にトラムを待つためには、このような停留所が必要であった。
ケーブルトラムは、1885年から1916年まではメルボルン・トラム会社(Melbourne Tramwey and Omnibus Company)が主な路線を運営していた。
それ以外にもたくさんの私立トラム会社があったが、1917年に合併して、メルボルン・トラム・ボード(Melbourne and Metropolitan Tramways Board、通称TB)が作られた。この停留所の床には、モザイクでTBの模様が彫られている。
最初のトラム停留所が建築されたのは1910年。
プラーン・マルバントラム会社(Prahran & Malvern Tramways Trust、PMTT)によって建設された。
この路線はトラムの運行間隔が長く、乗客の待ち時間が15分以上と長かった。
現在でもいくつかのトラム停留所が現存している。
ビクトリア州遺産
VHR Number:H1870
公式Web
Friends of Hawthorn Tram Depot Inc
ケーブルトラム停留所は、マーヴェラス・メルボルンと呼ばれた1800年代後半のメルボルンを偲ぶ重要な歴史遺産だ。
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