ジオス・オーストラリア倒産
日系最大手の語学学校ジオスの全校の閉鎖が決まった。
2010年2月1日掲載
日本の語学学校ジオス(本社東京)のオーストラリア法人が倒産確実となった。ジオス・オーストラリアは、メルボルン、シドニー2箇所、アデレード、パース、ブリスベン、ゴールドコースト、ケアンズなど7都市、8箇所に学校を展開していた。
現在、監査会社のアーンスト&ヤング(E&Y)の管理下に入ったが、全校の閉鎖は確実の模様。ジオスに通っていた学生数は、2000名以上。職員数は、約400名。既に全授業は停止。事務所も閉鎖状態。
ジオスに通っていた学生の内、学生ビザを所有する人は、オーストラリア政府の処置により、他の学校への振り分けが行われている。
ワーキングホリデー、観光ビザを所有する人は、保証はないが、学生ビザの方の処置が終わり次第、他の学校へ振り分けられる模様。
日本のジオスの経営は、海外からの送金に頼っていた部分が大きく、経営への影響は避けられない。
尚、ジオスの閉鎖に伴う学校の移動に関しては、豪州政府系のEnglish Australia の下記サイトを参照ください。