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タカさんの寿司教室レポート

美味しくて勉強になる!

2010年3月12日掲載

3月5日金曜日、18時から Go豪メルボルン主催でタカさんの寿司教室+寿司パーティーが開催された。

宣伝期間が短かったわりには多くの生徒さんが集まった。
日本人だけではなく、オーストラリア人の生徒さんもちらほら。

板前の格好でばっちりキマったタカさん。これぞ「寿司職人」といった出で立ちだ。


ご飯はタカさんが先に炊いて持って来てくれた。
酢飯を作るのには3時間ぐらいかかる。

始めはのり巻きの説明。ご飯を真ん中にのせてから、四方に広げる。
見た目がちょっと雑の方が美味しいのり巻きが作れる。。

手作りののり巻きはご飯が立っている。
しかし機械で作るのり巻きはご飯が寝ているので手巻きとは味が違う。
あまりご飯をのせるとうまく巻けないので気をつけよう。

      

   これがのり巻きの正体。                マグロとアボカドののり巻きは色もとてもきれい。

 次は握り寿司の作り方。
握りのご飯は1貫約15gで、ご飯茶碗いっぱいで8貫作れる。
ダイエットしているからといってお寿司を控える人が居るが、実はお寿司は太りにくいのだ。

 

職人さんだけあって包丁も柳刃から出刃まで、一揃いはしっかりある。

   
ネタは斜めに切り最後に包丁を立てる。                 『包丁一本、さらしに巻いて。。。』

生徒の皆さんはタカさんの言うことを熱心に聞いている。
時々「なるほど……」との声も聞こえる。
タカさんが普通は板前さんが教えてくれないような裏情報までも教えてくれた。

ご飯は手が冷たいと手にくっつかない。
なので板前さんはまな板を拭くなどして手を冷やしているのだ。
(お客さんに手を冷やしていると気づかれないのがコツ)

さらに、わさびはご飯とネタをくっつけるのりの役割をする。

      


握りに挑戦する生徒さん。
タカさんがやっていると簡単そうなのだが、これがなかなか難しい。
さすがに練習が必要だ。
しかしタカさんが過去に教えた生徒さん達は家でも握り寿司を作っている人が多い。
皆さんこのチャンスに出来るだけ握り方をマスターしようと頑張っている。

タカさんの握る寿司のネタは誰でも簡単に手に入るものにアレンジを加えている。
普段はジャパニーズショップ、またはこっちのスーパーで買ったもので作る。
冷凍物のホタテとイカはお塩とライムの絞り汁をかけるとくさみが消える。
食べてみるとライムのさっぱり感が口に残る。

   


ひととおりタカさんの説明が終わると、待ちに待った試食タイム。
生徒さん達はテーブルの周りに群がり、真剣な様子でお寿司を取っていく。
握りはタカさんが作るごとに皆さんの胃の中へ消えてゆく。

食べてみると、本当に美味しい!
こんなに美味しいシャリはオーストラリアでは食べたことがない。
握りはお米が口の中ではっと散る。
タカさん曰く、寿司はご飯を食べるのだという。
もしネタが少々悪くてもシャリが良ければ、寿司は美味しいのだ。

頂いたものは、しめさば、えび、ほたて、まぐろ、サーモン、イカ、さば、などなど。
しめさばの押し寿司は酢の味が染みていて日本人には嬉しい味だ。
押し寿司は他のお寿司よりも長持ちする。


エビはマヨネーズをかけてバーナーで炙りにする。
炙る時のコツはマヨネーズを炙るようにするとちょうど良くできる。


 

夕飯の時間というのもあって、やはり食べることに夢中になってしまった。
ビールとワインも頂いて、ほろ酔い加減で寿司を頂けるなんてなんて最高だった。

最後にはどら焼きとお醤油のお土産のプレゼント!
お腹いっぱいで勉強にもなって、お酒まで頂いちゃって。

こんなお得な企画、他には無い!?
次回があることを期待しよう。

 

寿司教室の場所:MTSC会議室

問い合わせ先:Go豪メルボルン編集部
Level 5, 258 Little Bourke Street, Melbourne, Victoria
TEL: 61-3-9639-5051
場所:スワンストン通りとリトルバーク通りの交差点。
アジア食料品店(Miniマート)の5F。
リトルバーク通り側からエレベータ。5F

参加費:$17 ひとり
ビール1本つき
ワイン:たくさんあり。
お土産:いろいろあり。

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