Melbourne Underground Cinema レポート!
秘密が今明かされる!
2011年6月1日掲載
場所も作品名も直前まで秘密!のこの映画上映会。このイベント、映画の世界にどっぷり浸らせてくれる仕掛けがたくさん。
写真とともにその様子をお知らせ!
3日前にメールで送られてきた今回のロケーションは、なんとChinese Museum。
今回のドレスコードはOriental、Magical、Harajujku、Kimonoということで...
やっぱり忍者!
スタッフの変身振りもなかなか。
ドアオープンの6時になると入り口付近がなにやら騒がしい。
あっ、なんだか見覚えのあるキャラクター。
コスプレしたスタッフが続々と登場し、お客を盛り上げる。キャラクターを目の前にするとなんだかテンションが上がる。楽しい~!
入り口では「いらっしゃいませ~」と日本語で出迎えてくれる。
クモ爺!
一歩会場に入ると、そこは赤い光に照らされたちょっとミステリアスな空間。ウェイティングルームではバーが設置され、お酒やスナックなどがそろう。日本酒などもあり、ここも毎回テーマに合わせてメニューが用意されている。
一杯引っ掛けてから、上映会場へ。
上映されたのは、やっぱり「千と千尋の神隠し」。普通の映画館よりもラフな感じで、上映中も笑い声や喝采があがり、リラックスした感じ。芸者や原宿ファッション、忍者さんなどに囲まれての、なんとも異様な空間での映画鑑賞。
その後はウェイティングルームに戻り、バーで一休み。スタッフとも話ができる。神様達との記念写真の時間もたっぷり。
Underground Cinema のメンバーは皆ボランティアベースで働いている。「それでも私たちは楽しいことがとっても大好きなの!そしてみんなにも思いっきり楽しんでもらいたい!」とスタッフの1人が笑顔で教えてくれた。その言葉どおり、イベントを通してスタッフのお客を楽しませようとする気持ち、また自分自身もイベントを楽しんでいる様子が伝わってきた。
映画というものはなぜ万人に愛されるのか。人それぞれの理由があると思う。
映画の世界に入り込み、現実の世界から少しの間抜け出す。コメディを見て、笑った後は気分がすっきりし、アクション映画でわくわくし、ホラー映画でドキドキし、ドキュメント映画を見て考えさせられる。
このUnderground Cinemaはそんな映画のもつ面を最大限に引き出し、映画の世界に浸らせてくれる。
毎回テーマが異なるため、何度行っても楽しめそうだ。このなんともメルボルンらしいイベント、ぜひ一度参加してみていただきたい。
Underground CinemaのHPからメール登録をしておくと、メールで次のイベントのお知らせを送ってくれる。でも内容は...秘密!
Melbourne Underground Cinema
http://www.undergroundcinema.com.au/
イベントの動画はこちらから!
http://www.youtube.com/watch?v=KFnz_SPTyTo&feature=youtu.be
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