Oz comic-con イベントレポート
メルボルンでの初開催!
2012年7月3日掲載
先週末にコスプレをした人たちを見かけた人も多いハズ。
そう、その人たちが向かったのはこのOz comi-con。
Comic book conventionsの略であり、つまりマンガ本の集会。
そんなオタクの匂いがプンプンするこのイベント。
メルボルンでは初開催。
Stan Leeを始めとする大物ゲストをむかえ、いったいどんなイベントになったのか?!
会場に着くとまず目に入る、長蛇の列。
予想以上の来場者に、入場制限がかかるほど。
スパイダーマンにセーラームーン、エイリアンなどが一緒にきちんと列になっている様子はとても滑稽…。
アルマゲドンやマニフェストなど、メルボルンで行われるサブカルチャー系のイベントの中でもこのOz comi-conはスパイダーマンやX-メンのようなアメリカンコミックやその映画にやや重きを置いたもの。
日本では映画のイメージが強いこのアメリカンヒーロー達も、もともとはコミックが原作。
会場ではコミック・グッズの販売、俳優のサイン会などで賑わい、人をかきわけて歩かないといけないほど。
会場には自分の好きなキャラクターになりきったコスプレイヤーたちもたくさん。
誰かにぶつかり振り向くと、超人ハルクに謝られたりする…。こんな経験はなかなかできない。
コスプレイヤーは写真を一緒に撮って欲しいと頼むと、喜んでポーズをとってくれたりする。
ちょっと凝ったコスプレをしている人の前には写真待ちの人だかりもでき、会場はちょっとしたディズニーランド状態。
会場には3つのステージが設置され、ワークショップやコスプレ大会などが行われている。
今回のメインともいえるゲスト、Stan Lee氏の講演会はもちろん満席。
スパイダーマンやX-メンの原作者として知られる彼は、なんと今年で90歳!
そんな高齢とは思えないほど若々しく、観客の質問にユーモアを交え答え、会場は大盛り上がり。
自らをスマイリースタンと称する彼らしく、講演中は常に笑顔であった。
さてこのoz-comi-con。もちろん来年も開催予定。
アメリカンヒーローが好きな人にはもちろんおすすめのイベント。
コミックをあまり知らない人にはピンとこないかも知れないが、キャラクターと写真を撮りに会場前にひやかしにいっても楽しいことだろう。