Cutler & Co.
グルメ・トラベラーアワード2011にて見事1位のレストラン!
2010年、日本人が選ぶメルボルンBESTカフェ&レストランランキング 第8位!
ここはグルメ雑誌のGourmet Travellerの読者が選んだAustralian Gourmet Traveller 2011 Restaurant Awards で見事1位に輝いたレストランでもあります!
フィッツロイのGertrude Streetにあるモダン・オーストラリア料理のお店Cutler & Coに行ってきました。
通りからみると、バーが目立って、ビストロっぽい雰囲気だったのですが、中に入ると意外と奥行きがあり、おさえ目な店内の間接照明からおしゃれなムードが漂うレストランでした。
席に案内されてまず目にとまるのが、4メートルもの高さのガラス製のワインセラー。お食事にあったワインをソムリエが選んでくれます。
さて、まずは前菜。
スタッフオススメのオイスターは、種類も豊富。
食べ比べてみたかったので、左からClair de Lune Oyster ($4), En Surface Oyster ($4), Moonlight Flat Angassi ($5)の3種類を頼みました。
Salty代表と紹介されたClair de Lune Oysterはアッサリするんと喉に落ちる食べやすさ。
濃厚で甘みがあるEn Surface Oysterに、カキにしては珍しく歯ごたえのあるMoonlight Flat Angassi。
色々な種類のカキを一度にいただくことで、ひとくちにカキといってもそれぞれこんなに味が違うのだと分かりました。テイストの違うカキを1つずつチョイス出来るサービスも素晴らしいです。
”Salad Lyonnaise” smoked Wagyu ox tongue, crispy pork hock, egg & potato ($22)
彩 りがあざやかな一品。
まず、底に敷き詰められた牛タンの燻製。極薄なスライスなので生ハムみたいで食べやすかったです。
中央にあるのは、スモークされた香ばしさからは想像できないほど、中はちょうどよい具合の半熟の卵。
メインのpork hockとは豚の膝の部分です。香ばしく揚がった野性的なお味と付け合せである玉ねぎを使ったリヨン風のあっさりしたサラダ の繊細なコンビネーションが楽しめる一皿です。
あっさりしたお料理がお好きな方には次の前菜がオススメ 。
Cured kingfish, octopus, avocado, cucumber & fresh wasabi ($24)
細かい技。タタキのように軽く部分的に塩漬けにされていたkingfishは身がしまってしっとりしています。主役のkingfishに添えられるのは、スモークしてあるタコ、そしてアボカドとワサビのピューレ。
きゅうりも日本の浅漬けのようにみずみずしく 、お口の中でシャキシャキといい音が聞こえてきます。
さらに驚くのは、このお料理に使われているスパイスが「かつおのふりかけ」 なのです!
お魚料理に「ふりかけ」とは、日本人にはない発想です。全体的に和を意識しつつも、ワサビをアボカドと混ぜて使ったり、お魚のソース代わりにふりかけを使ったり、外国人ならではのアレンジが楽しめるお料理でした。
Cutler&Coの一品一品のお料理の量は日本人にはちょうどよいと思います。いつもいただいている食材が、調理法やアレンジの仕方で今までに食べたことのない味になって出てくるのは嬉しい驚きです。
ランチタイムのトップシーズンを過ぎても、満席になるほど今話題で人気のレストラン。
日曜日には、サンデーブランチも楽しめるようですので、皆様もぜひオーストラリアNo.1に選ばれたレストランを一度試してみていはいかがでしょうか?
Cutler & Co.
住所/ 55-57 Gertrude Street, Fitzroy 2065
TEL/ 03-9419-4888
営業時間
ランチ(金~日)12:00am~
ディナー(火~日)6:00pm~
バー(火~日)4:00pm~00:00am
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