interview
日本人ソサエティ

女子高生×1人×メルボルン×震災支援

岡戸亜樹さんの想い

2011年3月31日掲載


皆さんはご存知だったでしょうか?
東日本大震災の被災地(青森県八戸市)へ、メルボルンからメッセージを送るべく今まさに孤軍奮闘している一人の女子高生がいることを。

 

 

 

岡戸亜樹さん、17歳。今、私にできること。

 

 

 

 

インタビュアー:Yudai Kohchi

 

 

―亜樹さん自身についてお聞かせいただいてもよろしいですか?

岡戸亜樹、17歳です。埼玉県出身です。日本の高校に籍を置いているのですが、2010年7月からボックスヒルにある現地の高校に1年間の予定で留学をしています。
なのでこの7月には日本へ帰国します。最近3年生のクラスが発表されたんですけど仲良しの友達と一緒なので今から楽しみですね。

 

 


―メルボルン留学を決めた時

まだ私の生まれる前なんですけどお父さんがスペインに住んでいたんです。そういった関係で何度かスペインに連れていってもらうことがあって、その時に文化の違いを目の当たりにしたことがきっかけで将来絶対に異文化を学びたいと思ったんです。

日本で通っている高校では留学先での単位も加算してくれるのでこの制度を利用した留学を決意しました。
オーストラリアに決めたのはまずこの国が移民の国であることで一度にたくさんの文化を知れるって思ったのと、その中でもメルボルンだったのは両親の知り合いがいるし、治安が良いと聞いたのでメルボルンに留学することを決めました。
 

 

―実際メルボルンに来てみて

やっぱ色んな人いるなぁって思いました(笑)

 

 

―2010年7月からこれまで、メルボルンでの生活で学んだ事はありますか?

痛いほどお母さんの偉大さを感じましたね。私絶対にこっち来たら泣かないって決めて来たんですけど・・・。
出発前はお母さんもずっと留学に反対してたから毎日お母さんに「お願いします!留学させてください!」って頭を下げてたんです。
それでも「何で今なんだ!?」って怒られて。
でもお母さん実は裏で色々留学について調べてくれてて、それで最終的には「亜樹、行きなさい」って言ってくれたんです。

ただその時に「留学中に怪我をしたとか、病気をしたとか以外で絶対に連絡してくるな!」って言われて、こっちに来てからもあぁ私お母さんに認めてもらってないなって思ってたんです。

するとメルボルンに来て2ヶ月が経ったところで突然手紙が届いたんです。しかもその翌日も。差出人はあんなに何度も「連絡するなー」って言ってたお母さんでした。
あぁお母さん私のこと心配してくれてたんだってもう我慢できずに泣いてしまいました。

日本にいた時はいつもお母さんと喧嘩ばかりしてたし、決していい娘とは言えない子だったと思うんですけど、それでもお母さんは私のことを心配してくれてるんだなって嬉しかったのと同時に「お母さんって大きいなぁ」って思いました。
 

 

―私にできる日本支援

地震が起きた時(2011年3月11日(金曜日))にTwitterで友達が「どうしよう、どうしよう」って動揺しながら駅で一夜を過ごしていたり、またお父さんも同じ様に3日間家に帰れなかったり。

そんな現実を知ったところで何もできない自分が悔しくて。

でもそうこうしている内にも次々と募金活動なんかも始まったりして。

でも募金をしても両親のお金でこっちにいる私がそんなことして格好つけられないし、じゃぁ今オーストラリアにいる私にできることって一体何なんだろうと思ってメルボルンの人たちからメッセージを集めることに決めました。

そしてそれをどこに送ろうかとあれこれ考え週末を過ごし、週明け月曜日にはこのノートを購入しました。

     

 

 

―青森県八戸市へ

インターネットで地震が起きた後のニュースを見てると、たまたま青森の八戸市の被災者の皆さんが映し出されている映像が流れたんです。そのニュースによると宮城県ほど津波で亡くなった方はいない分、避難しなければならない人がたくさんいる。
一方で食料など物資は足りていないという情報を受けて、そうだ!ここにメッセージを送ろう、と八戸市のHPを開いてみました。
そこには市長さんに直接メールを送れるフォームがあったのでそこで問い合わせをしてみたんです。

「オーストラリアから皆さんにメッセージを届けたいんです」

メールから1日後、「力になります」との返信をいただき、それでまた頑張ろうって思いました。

 


―たった1人で立ち上がった、日本のためのメッセージ集め。

本当に誰でも良かったんですよ。特に日本人でなければなかなかこんな風にメッセージを書くチャンスが無いと思ってたので。
とりあえずは学校でクラスメイトや先生たちにメッセージを書いて欲しいってお願いをしました。
それから語学学校や大学、私の利用している留学エージェントさんにも放課後~門限までの限られた時間を利用して訪問し、できるだけ多くの方からメッセージをもらえるように活動をしています。
最後にいつも皆が言ってくれるのが「こんな機会を与えてくれてありがとうね」っていう言葉で。一層皆の想いが伝わればいいなぁっていつも励まされています。

 

  

―高校生×授業×門限。

時間の制約があるのも結構大変で。なので通常9時~15時半の授業スケジュールを特別に許可をもらって9時~12時で帰らせてもらっています。
そしてその後ボックスヒルからシティに出てきて色々な場所にノートを持って歩き回っています。
遅くまでシティで活動したいんですけど、門限もあるので17時半にはシティを出ないといけないとなかなか大変ですね・・・。
 

 

―亜樹さんのこの活動における目標はありますか?

はい、まずは1日も早くこのノートをメッセージでいっぱいにして八戸の人々に送りたいと思っています。
そしてこの次は今学校でメディアの勉強をしているのでビデオメッセージを撮影して送りたいと思ってます。


でもまずはこのノートに詰まった想いを一日でも早く届けたいです!


 

―最後に一言メッセージをお願いします。

もしこの記事を読んで下さった人の中でメッセージを書いてもいいよという方がいらっしゃれば、時間が調整できる範囲にはなりますけど私がノートを持って行きます!!
是非皆さんのメッセージを私にください。

私もボランティアで活動できるチャリティイベントなどあればどんどん参加していきたいと思っています。出来る事なら何でもやります!

 

 

◆亜樹さんからお願い◆
亜樹さんのメッセージノートにメッセージ記入ご希望の方、また亜樹さんの活動を何らかの形でサポートしたいという方は、

・氏名
・連絡先(メールアドレス、携帯番号)
・「メッセージ記入希望」または「活動サポート希望」いずれか Or 両方

を明記の上下記メールアドレスへご連絡をお願い致します。
mel@wishaustralia.com.au

コメント

今までに書き込まれたコメント

Mel   (2011-05-05)

感動しました。

lock★   (2011-04-05)

頑張れよ!応援している! 君の気持ちは必ず届くよ!

通り人   (2011-04-03)

あどけなささえ感じるのに、すごい力をお持ちです。心打たれました。ありがとう。

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