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東京の新名所 「東京スカイツリー」 の今

日本観光疑似体験

メルボルン情報とは全く関係ない。とはいえ日本人である以上ちょっと気になる日本の今を紹介する特別企画。それが日本○○疑似体験。
 


今回ご案内するのは現在墨田区押上業平橋地区{最寄駅/押上駅(東武伊勢崎線、京成押上線、東京メトロ半蔵門線、都営浅草線)}に建設中の東京スカイツリー。
 


2012年春の開業を目指し現在急ピッチで作業が進められている。

完成時には634メートルと、自立式電波塔としては世界一の高さとなるこの数字には、実は別の意味も込められていた。
 


その高さ「634」という数字は、語呂合わせで「むさし」と読むことができ、武蔵とは旧国名の1つで、東京、埼玉、神奈川の一部を含む大規模な地域を指す。


東京スカイツリーが建設されているエリアもまた、歴史をひも解くとかつては武蔵の国であり、タワーからは武蔵の国を望むことができる。

展望台に登ると目の前には、いにしえの風景がよみがえる・・・。

新しきから古きを知る。まるで温故知新の逆バージョンのような体験ができるのが東京スカイツリーなのだ。
 


今日はそんな夢あり、未来あり、歴史ありの東京スカイツリーの今を探ってみた。
 

押上駅の改札を出るとすぐさま「出口B3 東京スカイツリー(建設中)」との表示が。



建設中のタワーも既に観光地として認知されている。
地上に出るとタワーはもう目の前に。

  
 
現時点ではまだ448メートルの高さだが、圧倒的な存在感がある。そのタワーを前にすると、まるで初めて富士山を見た時のような感覚を覚えた。

  
 
これで完成時の約3分の2というのだから1年半後の状態を想像するのは決して容易ではない。


その場に訪れた人間の目線は日常そこまで見上げる必要のないくらい上に位置し、ふと客観的にその状況を見ると異様な感じさえした。
 

周辺にはスカイツリー仕様の自動販売機、またお店ではスカイツリー関連のグッズも既に販売されており、読売新聞社の店舗では着工からこれまでの流れが分かる写真の展示や、関連記事をまとめた特別なパンフレット(100円)まで販売されていた。



また、1つおもしろいと思ったのが店頭に置かれた1枚の鏡。


これを何に使うかというとタワーとの記念写真撮影用だというのだ。
 

鏡の角度を調整し、タワーを反射させる。
 

観光客はその前に立ち、スカイツリーとの2ショットが撮影できるという優れもの。

  
 
デジタルな時代にアナログな発想で生み出された装置に感心しっぱなしであった。

益々完成が待ち遠しい東京スカイツリー。
一時帰国や日本にお戻りの際には是非1度訪れておきたい東京の新観光名所だ。

東京スカイツリー公式サイト
http://www.tokyo-skytree.jp/

 

 

レポート:河内雄大(Yudai Kohchi)
 

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