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JETプログラム参加者が帰国

日本の印象を聞きました!

2013年3月18日掲載

3月5日(火)Seasons Botanic Gardens Melbourneにて在メルボルン日本国総領事館主催のJETプログラム参加者の帰国レセプションが開かれました。当日は7名のJETプログラム参加者が参加し、それぞれが日本での思い出を語りました。

 

JETプログラムとは?

「語学指導等を行う外国青年招致事業」(The Japan Exchange and Teaching Programme)の略で、日本国内地方公共団体が文部科学省など関係各省との連携の下実施されている制度であり、昭和62年度に開始されて以降、今日までに招致国は40か国、参加者は4,300人以上へとその規模は年々拡大している。

参加者の職種としては、小・中・高等学校で語学指導に従事する外国語指導助手(ALT:Assistant Language Teacher)、地域において国際交流活動に従事する国際交流員(CIR: Coordinator for International Relations)、スポーツ国際交流員(SEA)など多岐に渡り、またその派遣先は大都市から地方都市、農村漁村に至るまで全国に及んでいる。

URL: http://www.jetprogramme.org/

 

 

まず初めに、側嶋秀展総領事とJETAAの会長であるNicola Savageさんがスピーチを行い、帰国を歓迎する言葉とともに、今回の経験を活かして引き続きオーストラリアと日本の関係をサポートしていってくださいと述べました。

 

JETプログラム参加者に日本の思い出や印象を聞かせてもらいました。
*(都道府県)は配属先

Cashimiraさん(写真左、岡山)
日本の自然はオーストラリアよりも素晴らしいと思いました。特に秋の紅葉が好きです。

Emmaさん(写真右、岐阜)
私は冬が好きでした。オーストラリアではあまり雪が降らないので日本アルプスの雪は感動しました。

 

Peterさん(写真左、福島)
いわき市で5年間働きました。東日本大震災のときには、数名の生徒が亡くなってしまい、他の生徒も元気が無くなっていました。生徒のために他の先生方と一緒に早く普通の授業ができるように心がけました。

Tadghさん(写真右、徳島)
高校のころから日本の文化に興味を持ち大学でも日本語を勉強し、それを活かすためにJETプログラムに参加しました。日本食が好きで、特に日本で食べるラーメンは美味しかったです。

 

Sussanneさん(和歌山)
秋の高野山がすごくきれいでした。日本の生徒の印象は芸術やダンスなど素晴らしい才能を持っているなと思いました。

 

Nicoleさん(大分)
赴任先の大分はたくさんの自然や温泉があり素晴らしかったです。日本人は本当に本当にフレンドリーでいろんなところに招待してもらいました。

 

Thomasさん(長崎)
日本に行く前の日本人の印象はみんな忙しくしているという印象でしたが、赴任先の島原市の人たちはみんなリラックスしていて驚きました。

 

今回インタビューさせていただいたJETプログラム参加者のみなさんが共通して口にしていたのは、日本人はとても親切でフレンドリーだったということでした。この経験を周りの人にも伝えていただき、オーストラリアと日本が引き続き良い関係をつくってければと思います。

 

またJETAA(JETプログラム交友会)では“Big Bento Lunch”という東日本大震災の被災者のための募金活動も行っています。
3月中、募金活動のための昼食会を開いていただける団体を募集しているそうです。ご興味のある方は下記HPをご覧ください。
http://www.bigbentolunch.com.au/

 

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