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HOMELESS WORLD CUP MELBOURNE 2008

56 nations One goal!

2008年12月9日掲載

1-7th December 2008 @ Federation Square and Birrarung Marr

・93% have a new motivation for life (354 players)
・83% have improved social relations (316 players)
・71% have significantly changed their life (271 players)
・29% found employment (110 players)
・38% improved their housing situation (145 players)
・32% went into education (122 players)
・118 addressed a drug or alcohol dependency
・71% now play fpptball on a regular basis (271 players)
・18 women participated (up from 5 in Edinburgh 2005)
(オフィシャル・パンフレットより引用)

 この数字はホームレスの人々が〝ホームレス・ワールド・カップ(Homeless World Cup)を通して得たものである。会場でプレイする彼らの姿は、汚いイメージのあるホームレスの姿ではない。一人のプレーヤーとしてピッチに立ち、それぞれの国を代表する選手として堂々と戦っている。もちろん彼らは真剣である。

  

 今年メルボルンで開催された〝ホームレス・ワールド・カップ(Homeless World Cup)”は2003年、オーストリア(Austria)で初めて開催され、以後毎年ヨーロッパやアフリカの都市で開催されてきた。ホームレスの生活向上を目標に開催されている。ワールド・ランキングもあるほど本格的に運営されている。

  

 今年は「56 nations One goal」というスローガンの下、フェデレーション・スクエア(Federation Square)とビララング・マール(Birrarung Marr)の特設会場で開催され、56カ国が参加した。

 ルールは通常のサッカーとは少し異なる。選手は16歳以上。各チーム4人のみがピッチでプレイできる。ピッチは22×16mの小さいサイズ。前後半7分ずつ。ゴール・キーパーはペナルティ・エリアから出ることができない…などなど、独特のルールがある。

  

 観客は無料で観戦することができた。また会場で販売されているオフィシャル・グッズの売上金やファンクラブの入会金などは基金に協力できる。オフィシャル・パンフレットは$2.00。少額ではあっても、彼らの生活を支援するお手伝いができるのだ。また移民の国オーストラリアを象徴するかのように、各国出身の人々が観客席に集まり、選手を応援していた。

 試合が終了する度に2カ国の選手が入り混じって手をつなぎ、観客へお礼の挨拶をする。彼らの顔には笑顔があふれている。プロ顔負けのテクニックを披露したり、勝利の喜びを体全体で表現するなど、ホームレスであることが信じられなくなってくる。

  

 決勝戦はアフガニスタン対ロシア。どちらのチームも勝ちあがってくるだけの実力があるのが判る。結果はアフガニスタンの優勝。当日のフェデレーション・スクエアには歩く隙間もないほどの人の盛り上がりだった。女子の優勝はザンビアでした。

 このワールドカップを通し、参加している選手たちの生活向上が促され、毎年参加する国が減っていくことを願うばかりだ。

◇会場の様子をどうぞ。



HOMELESS WORLD CUP MELBOURNE 2008
URL: http://www.homelessworldcup.org/

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