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オーストラリア初!秋田県日本酒&郷土料理イベント

G’DAY“あきたびじょん”

去る8月4日(月)メルボルン市内の会員制クラブRACV CITY CLUBのWINE BARにて秋田県の日本酒&郷土料理の商談展示会が秋田県庁の主催で開催されました。

 

 

 

日本でも有数の水処、米処である秋田県。今回は県内39箇所ある酒蔵から秋田清酒様、日の丸醸造様、山本合名様の3酒蔵様が出展。3社様ともオーストラリアでの展示会はほぼはじめてという新鮮な顔ぶれとなった。

 

 

 

この日の来場者はサプライヤー様、シェフや飲食店経営者の皆様、メディアなど業界の関係者が予定数を大きく上回る約120名の来場があり、日本酒のテイスティングはもちろん、郷土料理や創作カナッペに舌鼓を打ちながら意見交換や交流に花を咲かせていた。

 

秋田県県庁の代表、主幹白川様よりのプレゼンテーション。秋田県の紹介を情熱的に語ってくださいました。

 

在メルボルン日本国総領事館からは羽田恵子総領事より御挨拶を頂戴しました。

 

オーストラリアを代表するソムリエの一人、伊賀雅彦氏による各酒蔵様と秋田県の特徴解説。秋田県についてまったく知らなかったゲストの方々も酒、美人などをキーワードとして秋田を知ってもらうきっかけとなった模様。

 

  

  

  

きんさんこと荒金シェフの作る郷土料理、RACV総料理長マークシェフの創作カナッペも大好評。パティシエのピエリックシェフは高知柚子を使ったマカロンなど2品のデザートを提供。発酵文化の深い秋田県の漬物もお酒との相性抜群で喜ばれていた。

 

書道家:東川 潤子氏の即興パフォーマンスは列が途絶えない人気ぶり。

箏奏者:ブランドン氏は心のこもった演奏でお客様を迎えてくれた。

 

酒蔵様紹介(五十音順)

秋田清酒株式会社

秋田清酒株式会社 http://www.igeta.jp/

銘柄:やまとしずく 生酛 純米

          ・キモトならではのあざやかな酸と旨みが特徴 美山錦使用

          やまとしずく 純米吟醸

          ・香味あざやかで軽快な日本酒 秋田酒こまち使用

          やまとしずく 純米大吟醸

          ・こだわり抜いた日本酒の傑作   秋田酒こまち使用

150年以上の歴史を持つ秋田清酒は創業時の精神と酒造りを受け継ぎ、特定地域の米や水を使用し地域性と個性のはっきりした美味しい酒造りをコンセプトにエレガントで品の良い酒を造り続けている。

【海外マネージャー佐々木朋子様 談】

---今回のイベントでは、思った以上に沢山の方に来ていただいて、一人一人ときちんとお話をできる機会が持ててとてもよかったです。

熱燗に抵抗があるお客様も多かったのですが、一般的な熱燗酒との違いを自ら説明し試していただけたのが良かったです。

 

日の丸醸造株式会社

日の丸醸造株式会社 http://hinomaru-sake.com/

銘柄:りんごまんさく

          ・りんご本来の甘酸っぱさを持つ「紅玉」のもぎたてをそのままに、

            造り酒屋の吟醸麹で作った甘酒を加えて仕込んだ「こだわりのりんごリキュール」

          まんさくの花「吟丸」純米吟醸

          ・主張しすぎないほのかな香りがどんな料理にもマッチする 酒こまち、美山錦使用

          まんさくの花 純米大吟醸

          ・純米大吟醸ならではの優しくフルーティーな味わい 山田錦 使用

創業300年の長い歴史を持つ酒蔵であるが、品質にこだわり、プレミアムな日本酒のみに注力して製造している。

酸味や甘味のバランスに特に気を配り、しっかり熟成された飲みごたえのある日本酒となっている。

【佐藤譲治社長 談】

---日本酒を通してビジネスの可能性を探している方々と沢山お会いできたのでよかったです。

オーストラリアが有望な市場であることをしっかり感じることができ有意義な会でした。

リンゴのリキュールも珍しいと大変評判だったので、今後の展開を楽しみにしています。

 

山本合名会社

山本合名会社 http://www.osake.or.jp/kuramoto/iframe/n161.html

銘柄:山本 純米吟醸

          ・柑橘系フルーツを連想させるジューシーでキレのある日本酒 秋田酒こまち使用

          白瀑  純米大吟醸

          ・爽やかな香りと上品な甘み、キレのある後味が特徴 美山錦使用

世界遺産の白神山地に湧き出る天然水を引き込み全ての工程で使用している唯一の蔵元

4代目の山本社長は前職で来豪経験があり大変親しみのあるオーストラリアの人に日本酒を楽しんでほしいという思いから今回の参加を決めた。蔵内ではビートルズを流すクールな蔵元だ。

【山本合名 山本友文社長 談】

---オーストラリアの現地の人に受け入れられるか不安でしたが、思った以上に良いコメントをいただき嬉しかったです。まだまだ量産はしていない銘柄ですが、個人的に思い入れのあるオーストラリアで美味しく飲んでいただければ嬉しいです。

 

 

ゲストのお声を聞きました!

 

         Vincentさん(右)とDilanさん(左)

日本食レストランのシェフというお二人、東川さんの作品とともに

本日のイベントはいかがでしたか?

- 今まであまり日本酒を飲み比べる機会がなかったので、実際に飲み比べてみると味の違いもよくわかり、とても勉強になったよ。リンゴのお酒がとても珍しく興味深かったな。

どの日本酒もそれぞれ違う良さがあっておいしかった。自分好みのものや、合わせる食事によって飲む銘柄を選べばよいと思う。 いつも日本食と一緒に飲んでいたけど、もっと他にも合う食材がないか知りたくなった。

 

 

大盛況に終わったメルボルンでの展示会の2日後にはシドニーJETRO様内にて同様のイベントが開催され、こちらも70名上のご来場があり大いに盛り上がった。

 

TBS系Yahoo Newsの冒頭でもメルボルンでの展示会の様子が紹介されました。

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20140817-00000021-jnn-int

 

 

ますます日本酒や日本の食文化が成長著しいオーストラリアにおいて今後ともおおいに期待がかかる“あきたびじょん”の取り組み。これからもどうぞご期待ください。

http://common.pref.akita.lg.jp/akitavision/main/

 

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