日本がカナダに勝利しDavis Cup準々決勝へ

更新日: 2014-02-04

うにょ～ん。

実はAustralian Open終了後日本に帰国しています。まあこのコラムを読んでいらっしゃる方はご存じの通り、ここ１，２年程毎月決まったように熱を出していましたが、毎回原因が扁桃炎でして、この度切除手術を受けることになり帰国しました。まあ耳鼻科の手術で一番多い手術のようですし、結局のところ頑張ってと言われましても、頑張るのは医者ですからね、任せるしかないです。ちなみに人生初の全身麻酔、これが怖くてしょうがないです（笑）。今まで麻酔の経験はありますが、抜歯のみ。幸いな事に大きな事故、病気もなく手術の経験もありません。全身麻酔ってどんな感じなのでしょうかね？本日より入院し、明日手術です。今日は夜8時以降飲食厳禁のようですが、日ごろから多く水を摂る自分は大丈夫なのでしょうか。人生初の入院、分からないことだらけです。入院中にAustralian Openの写真は編集したいと思います。時間はあるでしょうしね。ネットが使えるかはわかりませんが、ネット環境なくても大丈夫ですし。のどの手術ですからしばらく喋られないでしょうから見舞いも来ませんしちょうどいいでしょうね。あとは、綺麗な看護師さんがいることを願うのみです。

さてさて、そんな一時帰国中はDavis Cupが行われていましたね。日本は昨年準決勝に勝ち進んだカナダと対戦しました。Raonic、Pospisil、ダブルスのNestorと正直、5敗もあるのではないかと予想しましたが、Raonic、Pospisilの欠場という大きなチャンスが回ってきましたね。やはりDavis Cupはいかに選手を集められるかに懸かっていますから、万全のメンバーで臨んだ日本には追い風となりました。そして今回は、ダブルスに錦織が登場、初日のシングルスにストレートで勝利し、体調も万全だったことから本人が初日の会見後に、ダブルスに呼ばれれば出ると明言し実現しました。それにしても、Nestor相手に勝利してしまうのですね。ペアの内山も素晴らしい活躍を見せました。以前Davis Cupでダブルスに出場した時は、あまり良い印象はなかったのですが、今回は彼の活躍が大きかったでしょう。今回の勝利をきっかけに、いかに1試合とはいえダブルスの勝利が大きいか、日本チームは感じたでしょうね。もちろんもともとわかっていたでしょうが。これを機にダブルス専任の選手も出てきてほしいですね。今回の活躍を見る限り内山はその可能性を感じますが、まだまだ若いですし、シングルスで活躍してこそなのでしょう。難しいところですね。残念ながらダブルスの注目度はシングルスには勝てませんから。

2回戦では、2連覇を達成しているチェコと有明で対戦します。Berdych、Stepanek、Rosolとこちらも選手が揃っていますね。しかしまたしても日本に追い風となる出来事があるのです。BerdychとStepanekが過去2連覇した事で祖国には十分貢献したとのことで、今年は出ないというニュアンスの発言をしているそうです。もしこの２人が出場しなければ、日本は準決勝進出確率が一気に上がりますね。どうなるのでしょうか？

そのほかの顔合わせでは、フランスがオーストラリアに勝利、ドイツが強豪スペインに勝利しました。オーストラリアにはKyrgios、Kokkinakisと今年のAustralian Openで地元を沸かせた「Special Ks」が選出されました。HewittとGucchione、そして監督のRafterと次代を担う若手の指導環境としては最高ですね。

スペインの新監督はCarlos Moya。過去の名選手が監督し、選手の信頼もある人ですから、選手招聘はしやすくなったのではないでしょうか？スペインも選手層は１，２を争うと思いますが、招聘には苦しんでいます。Moyaが監督することで新しく変わるのでしょうか？

Davis Cupの準々決勝は4月に行われます。この1年をかけてだらだら行われるフォーマットは賛否両論ですが、出場する以上、日本の活躍には期待したいですね。

それでは明日はいよいよ手術。成功したか否かは来週のコラムにて！！

ほいだらの。

ああ怖い（笑）。