備前焼 & 岡山地酒5蔵のイベント メルボルンで大成功
試飲も大好評。Quality Okayama Project
2016年1月20日掲載
1月29日追記
Quality Okayama Project は、岡山県の誇る伝統産業を海外展開してゆくプロジェクト。
その一環として、備前焼と地酒・酒蔵の関係者が来豪し、Melbourne QV の No Vacancy Gallery (QV Level 3, Daiso の向かい) での備前焼 & 日本酒の展覧会と試飲会が開催されました。
1月19日のオープニング・イベントには、在メルボルン総領事館、食品酒類商社、レストラン関係者、メディアなどを中心に120人超の方々が集りました。
「二面」の銘柄を擁する板野酒造、「白菊」の白菊酒造、「燦然」の菊池酒造、「御前酒」の辻本店、「極聖」の宮下酒造の5蔵が、それぞれ自慢の銘柄をお客さまに紹介しました。
これらの酒蔵は、すべて「雄町米」を使用しています。山田錦や五百万石などの優良品種を含め、国内に現存するほとんどの酒造好適米のルーツとなる米です。 雄町米は岡山県原産であり、現在でも全国生産量の90%が生産されています。
荒金育英シェフにより提供された、祭りずし(岡山ばらずし)など岡山をモチーフにしたカナッペが、お酒の味わいを引き立てます。
振る舞われたお酒は、5蔵総計で33種にのぼりました。
いくつか、すでにオーストラリアで流通しているお酒もあり、まもなく全銘柄が入手可能となる予定です。
うわぐすりを一切使用しない、素朴な味わいの備前焼。 アボリジニのアートとも共通する、大地を思わせる存在感に現地の人々も注目していました。 写真中央の桐の箱に入った番茶器セットは、オープニング・イベント中に早くも買い手がつきました。
Quality Okamaya Project 備前焼 & 日本酒 展覧会 試飲会は、大好評のなか1月24日まで開催されました。
23日には、メルボルン裏千家による、備前焼の茶器を使用しての茶会も披露されました。
昼の展覧会、夜の試飲会、23日の茶会、たくさんのご来場ありがとうございました。
Quarity Okayama Project:
公式サイト:http://qualityokayama.jp/
facebook: https://www.facebook.com/QUALITY.OKAYAMA.JAPAN/
備前焼 & 日本酒 展覧会
日程: 1月20日 ~ 25日 11:00am ~ 05:00pm
場所: No Vacancy Gallery Level 3 QV, 34-40 Jane Bell Lane, Melbourne
日本酒 試飲会
日程: 1月20日 ~ 24日 06:00pm ~ 08:00pm
場所: No Vacancy Gallery Level 3 QV, 34-40 Jane Bell Lane, Melbourne
文:矢部勝義
写真:小杉周平
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