【ICHIBA JUNCTION】 What’s 豆腐?
スーパーヘルシー!! 身近な機能性食品
[ 24/Dec/2012 ]
豆腐には健康に良い栄養素がたくさん含まれている、とよく言われますが、その効果のほどはどのようなものがあるかご存知でしょうか?
西暦25年頃から220年ころに中国ですでに製造されていたと言われています。日本へは14世紀以降に伝来し、江戸時代には豆腐料理の本も出版されています。
近年では栄養学などの確立によって、豆腐が極めて高い良質タンパク食品であることが科学的にも立証されています。様々な病気予防や、健康維持に有効な食品としても注目を集めています。お豆腐は古くて新しい健康食品なのです。
▲Umami I Love Tofu $3.30
◆ 豆腐の種類
木綿豆腐 | 豆乳を凝固させてから型に入れて重しをのせて水切りをしたもの。 |
絹ごし豆腐 | 豆乳を型に入れて凝固させたもの。水分が多く、またクリーミーな舌触りが特徴。 |
高野豆腐 (凍り豆腐、凍み豆腐) |
木綿豆腐を凝結し乾燥させたもので、木綿豆腐以上にタンパク質を含む。 |
豆腐の原料は大豆で、大豆は畑の肉と言われるように良質タンパク質や脂質の含有量が多く、栄養価の高い食品です。豆腐は淡白で油濃くないので、脂質があるとは想像しがたいですが、実際はタンパク質(35-45%)に次ぐ成分の脂質(18-26%)が含まれます。
豆腐1丁(300g)のタンパク質(20.4g)は卵3.5個分、若鶏皮付きもも肉約1/2枚(118g)に相当します。このことからも豆腐がいかに高タンパクかわかりますよね?
また、豆腐はカロリーが低く、水分が多いため(約80%)満腹感が得られ、かつ栄養豊富なのですぐれたダイエット食品と言えます。豆腐を多く食する地域に長寿者が多いことからも、豆腐は長寿食とも言えます。
◆ 健康効果
タンパク質 リノール酸 |
高血圧予防、コレステロールの抑制、動脈硬化予防 |
レシチン | 脂肪代謝・脂肪肝予防、記憶力を高め、脳の老化やボケ予防 |
サポニン | 活性酸素の抑制などによる成人病・老化防止 |
イソフラボノイド | 骨粗鬆症予防、乳がん防止、動脈硬化予防、女性ホルモンバランスの調整、循環器系疾患予防 |
トリプシンインヒピタ (トリプシン阻害因子) |
糖尿病の治療や予防に期待 |
オリゴ糖 | 腸の善玉菌・ビフィズス菌を増やす |
カルシウム | 骨や歯の密度アップ、ストレス予防 |
ビタミン類 | 美肌効果、肩こり・腰痛予防 |
◆ おから
おからは豆乳を搾るときに出る絞りカスです。おからには、大豆の食物繊維が豊富に含まれ、便通を良くし、有害物質の腸内滞留防止や高コレステロールや肥満を予防する働きがあります。
◆ レシピ
お豆腐はアレンジ次第でレシピは無限大! ぜひお試しください。
► 韓国風冷や奴 (2人分)
<材料>
• 豆腐 1丁(300g)
• キムチ 大4
• キュウリ ½本
• 長ネギ ¼本
• 韓国海苔 2枚
• サンチュ(レタスでも可) 2枚
• キムチの汁 小1
• 醤油 小1
• みりん 小1
• ゴマ油 小1
<作り方>
1. きゅうりは飾り分を残して粗めのみじん切りにする。キムチ、長ネギも粗みじん切りにする。
2. ボウルにきゅうり、長ネギ、キムチを入れ、キムチの汁、醤油、みりん、ごま油、お好みで粉唐辛子少々(分量外)を入れて混ぜる。
3. 2等分にしたお豆腐をお皿にもり、②をかける。サンチュと韓国海苔、飾りのきゅうりを添えて出来上がり。
► 豆腐グラタン (2人分)
<材料>
• 豆腐 1丁(300g)
• 味噌 大1
• マヨネーズ 大1
• とろけるタイプのチーズ
<作り方>
1.豆腐を潰し、マヨネーズと味噌を入れて混ぜる。
2.①にチーズをたっぷりとのせて、オーブン(オーブントースターでも可)で焦げ目がつくまで焼く。
※ホワイトソースに見立てて利用してください。中の具はタマネギ、ジャガイモ、ブロッコリー、ハム、ネギなどお好きなものをどうぞ。
具に火を通してから、ソースをかけて焼くのがポイントです。
栄養的には優れている大豆は、実は消化吸収があまり良くありません。その大豆を消化吸収の良いように加工したのが豆腐といえます。そのため、離乳食や病を抱える方にも最適です。
ぜひお豆腐でヘルシー生活を。
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