格安セブ島珍道中!第二弾 その① -中国南方航空でフィリピンへ編-
更新日: 2012-01-08
こんにちは。
MTSC留学センターの石原智之です。
2011年はフィリピン留学元年と言っても過言ではない年でした。2010年にフィリピン留学をした日本人の数は約2,200人でしたが、2011年はその数約10,000人と5倍に増えました!フィリピン政府観光省では2012年は20,000人になるのではないかと予想をしています。
またNHK、朝日新聞、産経新聞、アエラ、R25など各種マスコミでも特集が組まれその注目度の高さが目立ちました。
最近では、オーストラリアを始め欧米留学・ワーホリ前にフィリピン留学で英語を学ぶ2ヶ国留学をする人が急増。私もフィリピン留学のご相談を受ける事が格段に増えました。前よりも更に細かいご相談などを受けることが増えました。
そこで!!
今年もフィリピンはセブ島へ行ってきました!
えっ?単にセブ島に行きたかっただけじゃないかって?
そういう意見があちこちから聞こえますが、そこは聞かないフリをして、あくまでも現地レポートの為に行く事にしたのです。とあくまでも主張します(笑)
まずは、航空会社選び。
去年は、マレーシア航空+セブパシフィック航空を使って19時間という長時間フライトで疲れたので、今年は16時間フライトで済む(これも長いが・・・)色々な意味で興味深い「中国南方航空」+セブパシフィック空港をチョイス。
ルートは
メルボルン→GUANGZHOU (中国・廣州)→マニラ→セブ
地図を見ると分かるのですが、明らかにメルボルンから廣州へ行く途中フィリピンを通過します・・・・・バスの「降りますボタン」を押したくなります。
しかし、そんな事は気にしません!
いざセブへ!!
まずは、メルボルン国際空港から廣州を目指します。
クリスマスシーズン、メルボルンは夏でセブは常夏なのでTシャツ、短パンで行けてしまいます。
今年も真夏のセブのクリスマス楽しみ!
そんな事を思いつつ周りをみると、メルボルンにも多くの中国人がいることもあり、乗客の95%は中国系の方々です。ここまで多くの中国人に囲まれる事も無いなあと思ってみたり。
中国の航空会社、色々な摩訶不思議な噂は耳にするのでどんな感じなんだろうとちょっと期待をしていました。
しかし、それを実感するチャンスは直ぐにきました。
機内に乗る際に新聞を手に取ろうと思ったら機内で配布される新聞、雑誌は中国語オンリー!
座席前ポケットにある雑誌も中国語オンリー。
国際線なのに、この中国一本押し。
しかし、そこは普段漢字も使っている日本人、何とか少しは理解できるのではないかと読解を試みるも3分でギブアップ・・・・
仕方ないのでセブへの期待に期待を膨らませて寝ることに。。。
しばらくすると、誰かが話しかけてくる声で目が覚めました。
目を開けるとキャビンアテンダントの方が
「○△※▲#×(中国語)」
と話しかけてきたので、英語で
「すいません。私は日本人です。英語でお願いできますか。」
というと、どうやらおしぼりは如何ですか?ということだったらしい。
まあ、乗客の95%は中国人なので私も中国人に思えたのだろう。この飛行機に日本人は果たして何人乗っているのかな?などと思ったりしていました。
しかし、それから廣州までの長時間フライとの間に飲物、食事など5.6回は同じキャビンアテンダントの方に声をかけられたのですが、毎回中国語・・・その都度「英語でお願いします」と言ってはいたのですが・・・・
私がどうしても中国人に見えてしょうがないのか、毎回中国語で話しかけたらこの人は中国が分かるようになるかもと思ったのか。。。
私が乗った中国南方航空の機体は古い機体を使っているようで、個人の座席にモニターは無く天井からモニターが出てくるタイプ。
たまたま私の一番近いモニターが真横にあった為に、確認できるのが結構遠いモニターで視力の良くない私には字などは殆ど読めず、機内で何度か紹介された廣州の紹介VTRやストレッチ講習を中国語で観ることになり、理解できたのはストレッチ講習の1.2.3.4というカウントのみ・・・・
うーん、中国南方航空を満喫するには中国語のスキルが必要だということがわかりました。
しかし、私にはセブが待っています。はやる気持ちを抑えつつ、廣州へ到着を待ちます。
そして、間もなく到着!
よし!中国は香港・マカオ以外行ったことがなかったので、本土は初めてだなあと思って、一歩機体をでたら
さっさっ寒い!!!
クリスマスシーズン。メルボルンは真夏、セブは常夏。廣州は香港の近くの都市なので、冬でも暖かいと思い、荷物を減らす為にTシャツ1枚で意気揚々と来てしまいました。。。
猛烈に寒い・・・・
ここに来て「廣州の冬は寒い」ということを学びました。
後日天津出身の方に「廣州の冬は寒いのは当たり前」と言われてしまいましたが、どうやら常識だったようです。。。
いきなりの自然の脅威にさらされて志半ばで心が折れそうでしたが、そこはテンションを上げて初メインランドに上陸したという事を楽しもうと空港内へ。
去年はマレーシア空港では日本語表示の看板も結構ありましたが、当然ここにはありません。
しかし、空港内はキレイで初めて聞く空港でしたが広々としていました。
その後どんどん進んでいくとなんと入管のような場所にでました。なんとここでは乗り継ぎであっても入管(正確には違うのかもしれませんが)があり、パスポートにはスタンプが押されます。今まで色々なところでトランジットをしましたが、このシステムは初めてでした。
そして、次の乗継ぎゲートまで行く途中いくつかお店が並んでいましたが、流石は中国、可愛いパンダのぬいぐるみがたくさん売られています。中国を感じる瞬間です。
乗継ぎゲートまで来ましたが、まだ2時間はあります。
相当寒いです。。。周りをみると皆コートを着ています。空港職員人などマフラーまでして完全防寒。
アジア人でTシャツでいるのは僕位なものでしょう。オージーは真冬でもTシャツの人が結構います(笑)
あまりに寒いので、売店で暖かいお茶でも買うことにしました。売店に行ってお茶を買おうと思いレジに持っていってVISAカードを出すと。
「○△※▲#×(中国語)」
と、また中国語で何かを言ってくる。
すいません、英語でお願いできますか?
と言うと、それにも中国語が返ってくる・・・・
なんと国際空港の売店なのに英語が通じない・・・・
他の店員さん達もやってきて、後ろで小さいな会議が開かれた。。。
おそらく、「あの人は中国語が通じない。中国人みたいな顔しているのに。本当にわからないのかな」
などと言っているのではないかと思われます。
そして、そのうちの1人が、片言の英語で「このカードは使えない」と。
えっ?だって、後ろにVISAカードのマークがありますよ指を指すと、
しきりに「100、100」と英語で言ってくる
ん?100?ああ、カード手数料かな。それなら良いですよ、とって下さいと言うと、これまた違う違うというジャスチャー。
そこで詳しく訊いてみると、どうやら最低100元(約1300円)買わないとカードは使えないということらしい。
えっ!?ここは国際空港で、トランジットの人は普通元なんて持ってないですよね。。。。
しょうがないなあ、じゃあ両替所はこの辺りにありますか?と訊くと「無い」という!!!
なんとおおおおお!!!
何たること!恐るべし廣州空港。
お茶が買えない・・・・悲しい。。。。。
諦めてお店を出ました。相変わらず寒いことこの上ない。。。。
空港内をウロウロしていたら「Free Wifi」の文字を発見!
これだ!幸いiPhoneは持ってきて。これでネットをやって時間を潰せば直ぐに1.2時間なんて過ぎてしまう。
最近チャックしてなかった日本のニュースでもたくさん読もうかねえ。と思って接続しようとすると、登録ページが出てきた。
が、
全部中国語!!!!
でたああああああああ!!
全くわからない。。。。。中国ができない事がこれほど悔やまれた事はありません。
しかし、ここは国際空港、外国人もたくさん利用するのだ、英語のページがない訳がない。と思い探すと右上に「Egnlish」の文字が!
これだあ!!
と早速押したが、全く反応がない。
あれ?ピンチして文字を大きくして押しても全く反応がない。というかリンクが貼られていない!!
何たること!Englshページは存在すらしていないようだ。。。
心が折れる瞬間・・・・
暖かいお茶もネットも駄目。。。
仕方ない、でもあと1時間もすれば飛行機が来る。それに乗ってしまえば後は常夏フィリピン。
とにかく時間が早く過ぎてくれる事を祈りつつ、待つこと1時間。
そろそろか!?と思った瞬間。
「機内整備の遅れにより1時間遅れます」のアナウンスが無常に響く・・・・
目指す憧れのフィリピンは思いの外遠い・・・
★フィリピン留学の詳細はこちら!
http://www.philippine-ryugaku.com/index.html
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