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キズナ強化プロジェクト出発式

メルボルンから被災地復興に向けて

2012年11月22日掲載

11月19日(月)Queen St の Karstens Conference Facilities でJENESYSキズナ強化プロジェクトのオリエンテーションが開催されました。メルボルンからは48名の高校生と4名の引率の先生(全豪では248名の高校生と16名の引率の先生)が参加する予定で、参加する高校生達は保護者と一緒に熱心にオリエンテーションを聞いていました。

彼らは12月3日にメルボルンを出発し、東京と東北の被災地で10日間の日程を過ごしてメルボルンへ帰ってくる予定です。滞在期間中は現地の学生との交流や、ボランティア活動、ホームステイ等を体験し、地震の影響や被災地の復興状況を見てくるそうです。
 

キズナ強化プロジェクトとは

「アジア大洋州地域及び北米地域との青少年交流(キズナ強化プロジェクト)」は、アジア大洋州地域及び北米地域の41の国・地域から青少年を我が国へ招へいし、交流プログラムや被災地視察、ボランティア活動等を実施するとともに、我が国の青少年をそれぞれの地域へ派遣することを通じ、日本再生に関する外国の理解増進を目的として、日本政府により進められる事業です。規模としては、招へい、派遣を合わせ、1万人以上の交流が予定されています。
(JICE絆ホームページから抜粋 http://sv2.jice.org/kizuna/what/about/)

 

まずはじめに在メルボルン日本総領事館広報文化センターの江草所長がスピーチを行い、震災後に世界中から届けられた支援に対する被災地の子ども達からの感謝のメッセージを紹介しつつ、オーストラリアからの支援に対する日本の感謝の気持ちが伝えられました。

    

その後、江草所長から参加者一人一人に激励の言葉と日本についての資料の贈呈が行われました。受け取る参加者の顔はみなさん笑顔で日本行きを楽しみにしていることが伝わってきました。

最後に受け取った資料をもとに、持ち物や日本での注意事項を確認し、いよいよ出発まであと少し!
震災後の日本がどうなっているのか、実際に自分の目で確かめて、戻ってきたときに周りの方に日本の現状を伝えてもらい、日本のことを知ってもらえるきっかけになればいいなと思います。

キズナ強化プロジェクトの詳しい情報はこちら
http://sv2.jice.org/kizuna/what/about/

 

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