くまモンプロジェクト始動

夏祭りを盛り上げよう!

2017年2月4日掲載

2017年1月19日、シティのシティのレストラン Heirloom にて「くまモンプロジェクト」のスタートアップ・ミーティングが開催されました。

本企画の発起人は、昨年5月の就任以来、新なアイディアを次々と実行に移している松永一義在メルボルン総領事。
最初に総領事より、プロジェクトの意図が説明されました。

6年前の東日本大震災の場合は、メルボルンにおいても民間での支援活動が続いています。
(日豪ジュニア・プロジェクト、復興ドキュメンタリー『サンマとカタール』上映会、”花は咲く”東日本大震災5周年チャリティイベントなど)
一方、2年前の熊本地震は、大震災と大地震の呼び名の差か、もうひとつ注目されていないように感じます。
また、メルボルン着任前に熊本県を訪問した際、熊本城の被災状況の深刻さを目の当たりにし、熊本県の支援に注力することにしました。

なんとか、熊本県の有名なゆるキャラ「くまモン」をメルボルンに呼べれば．．．と思っていました。

また、メルボルン市は大阪市と姉妹都市ですが、実はくまモンは大阪市と縁が深いのです。
くまモンが全国区になっていく最初の一歩が、九州新幹線の発車駅がある大阪市から初まった経緯があり、大阪にはくまモンのファンが多いのです。

くまモンは可愛いマスコットとして皆に愛されているだけではなく、年間１２８０億円のくまモングッズの売り上げを通じ、地方経済の活性化に大きく貢献している存在であることもアピールしたいと考えています。

確かに総領事は機会あるごとに「熊本支援・くまモンの招聘」について語っておられました。

2月の最終日曜には、メルボルン日本人会・商工会議所が主催する夏祭りが開催されます。
ここに「くまモン」を特別ゲストとして招聘することに成功しました。

夏祭り当日のステージの他、前日24日午前中は ラテアート世界チャンピオンの下山修正氏のカフェ SUPERRANDOM、 Fuji Mart や Prahran Market、 午後はメルボルン国際日本語学校を訪問します。

確かな筋によると、スタミナに少し難があり、30分も活動すると休憩しなければ体がもたない生き物だそうである。(ナマケモノとかコアラに近いのだろうか?)
機会は見逃さないようにと、アドバイスします。

夏祭りでは、チャリティグッズの販売など行います。 またビクトリア州政府とタイアップした観光名所巡りも予定されているなど、日豪の交流にも貢献します。 

関連して、メルボルン日本人学校では、くまモンと一緒に有志による「くまモンダンス」を披露する予定とのこと。

また、Quality Okayama Project・松戸市姉妹都市交流・秋田の酒と伝統料理・愛知県ビクトリア州友好提携レセプション など日本とオーストラリアの交流イベントを数多く手懸ける TRYBER Pty. Ltd.の長谷川潤氏がプロモーターとして、Citrus Bear (Pop Up) Cafe を出店します。

1) Iced Kumaccha Latte.  冷やしクマっ茶ラテ(熊本県産抹茶)
2) Shikuwasamba  シークヮーサンバ(沖縄県産シークヮーサー)
3) Carnival of Iyo    伊予のカーニバル(愛媛県産伊予柑)

一律$5。くまモンラテアートをご希望の場合は1ゴールドコイン募金をご協力いただけると感謝です。

下山バリスタが、カフェ関連のコーディネーターとして協力しています。

上記のアートは大変に手間と時間がかかるので、下山バリスタはチョコレートパウダーを降り掛ける簡易版のアートを考案しました。

販売されるラテはこのタイプ。 流し込むタイプは、夏祭り当日のショー(大モニター)では披露されるそうです。

下の写真は、Brioche by Philip little Collins teamがアレンジした初くまモンwithピースです。

くまモンラテアートを通じて、熊本地震やくまモンがメルボルンでチャリティーイベントをしていることを知ってもらう。
一人でも多くの方に夏祭りに来ていただいて、チャリティーの売上増を目指します。

この目的に、10店のカフェが賛同してくださいました。
2月1日より、くまモンカプチーノ販売開始です。ご要望の方はオーダーの際に一言お伝えください。

夏祭り、人気のくまモンと会って熊本県の復興に貢献しましょう。

くまモンラテアート参加カフェ

文：矢部勝義