メルボルンで陶芸を習おう
メルボルンで和の文化を学ぶ
メルボルンは、色々なショートコースが充実していて、気軽に習い事を始めれるのが魅力。
周りでもショートコースを受講して、楽しんでいる人が結構多い。カナダ人の友人は、今週末から「Reiki Healing-霊気ー」のクラスを今月からメルボルンで受講するらしい。私も、そんな周りの人々に感化されて、何か新しいことを習いたい!!と思うこの頃。
ここで、メルボルンで陶芸を習っているという、まつやさんからの投稿。
「陶芸って、あの陶芸?海外でなんて、なんか意外ー。」
オーストラリアで陶芸習ってるって言うと、大体こんな感じの反応が返ってくるんですが、日本で陶芸を習っている人に、日本よりも
安くて気軽でいいね、って言われます。
私が習っているのはモナシュ大学、クレイトンキャンパス内のショートコースセンターの陶芸(電動ろくろ)コース。
7-8回で1ターム。(途中からでも入れるそうです。)
陶芸ってちょっと大人な泥遊びみたい、って思うことがあります。それにちょっとセラピー的なんですよね。
ろくろのペダルを思いっきり踏み込んで、粘土玉をろくろの中心に来るように、練り上げたり、押し下げたりの作業を繰り返し、そこから、回転のペダルを緩めて優しく優しく粘土の表面をならしながら粘土を伸ばしていく。
水と粘土が混ざって、表面はとろとろ。少しずつ柔らかさを増してくる粘土の感触を感じながら、とにかく慎重に慎重に、粘土の表面に何度も水をかけながら指の先の神経まで集中させて、粘土にどんな形になってほしいかを伝える感じ。
するする手の中で形が変わっていく。ちょっとした指の力具合や、道具の当たり方で表情がガラッと変わる。
だから意外なほどに、その時の精神状態や体調が作品に出てしまったりして。
基本的なことは先生のデモンストレーションを見て学ぶので、英語はそんなに心配いらないし、結構気楽。
「ごめん、僕がやると簡単に見えちゃうんだよね~(って感じの英語)」なんて冗談を言いながら、先生はアッというまでに素敵な形を作り出してしまうのです。
自分でやってみるとそうはいかないのは当り前なのだけど、それがまた面白い。
それに、不思議なことに先生と同じものを作ろうとしてもなぜか私が作ると和風になるんですよね。
最近個人的にハマっているのは、ろくろで形成したものに彫刻を入れること。先生の作品でとても気に入ったものがあって教えてもらい始めたのがきっかけです。
クラスメイトたちはそれぞれに好きなことを教えてもらっているから、作品を見せてもらうのもなかなか楽しいですよ。
大人用のコース(スカルプチャーと電動ろくろ中心のコース)だけではなくて、実は子供用や、親子のコースもあるんですよ。
教室内に置かれている子供コースの作品、これがまたかわいいんですよ~。見ているだけで楽しくなっちゃう作品がいっぱいです。
実はここの陶芸コース、とても珍しい、良心的な料金システムなんです。
コース費の中に、道具のレンタル代、粘土代、釉薬代、焼成費など、すべて込みなのでとってもお得だし、安心です。
写真:UbONさん撮影
陶芸教室のウェブサイト:http://www.shortcourses.monash.edu.au/ceramics.html
コースの日時:
火曜日 6:30-9pm
水曜日 6:30-9pm
木曜日 6:30-9pm
金曜日 12:30-3pm
土曜日 12:00-3pm
日曜日 9:00am-12pm
現在休止中のコースもあるようなので、詳しくはセンターに問い合わせてみてください。
(問合せ先)
Building 51
Monash University Clayton campus
Wellington Road
Clayton, Victoria 3800
AUSTRALIA
Tel: + 61 3 9905 3180
Fax: + 61 3 9905 4129
(受付時間)
月-木: 9am - 5pm
金: 9am - 3pm
土:10am - 12pm