ノバク・ジョコビッチも去った。
男女ともに異変が起きている!!
2010年1月27日掲載
雄たけびを上げるジョコビッチ。序盤戦は、苦しんだが中盤になって盛り返した。
男子シングルス準々決勝
ロジャーフェデラー対ニコライダビデンコの試合は、第一セットは、6-2でダビデンコが取るという波乱のスタートとなった。フェデラーにミスげ目立ち、調子が出ない様子。第二セットも最初の2ゲームはダビデンコが取り、このセットもダビデンコが取るかと思わせた。
そうなると観客の誰もが昨夜のナダル対マレーの結果が頭をよぎった。世界1位、2位が不在のグランドスラムはまったく寂しい大会に終わってしまう。
しかしその後、フェデラーが盛り返し、第二セットは6-3でフェデラーが取った。こうなると実力に差があるフェデラーが順調に勝ちを収めた。
Roger Federer SUI (1) 2 6 6 7
Nikolay Davydenko RUS (6) 6 3 0 5
男子シングルスのノバク・ジョコビッチ対JWツォンガの一戦は第5セットまでもつれる接戦となった。世界第三位のジョコビッチと第10位のツォンガだが、実際の実力差は、大差ないと見られていた。ツォンガは、このところかなり調子を上げてきている。
第一セットは、互角の試合運びであったが、僅差でツォンガ。逆に第二セットは、僅差でジョコビッチ。第三セット、第四セットを分けて、まったくの互角の試合となった。
第五セットに入ってツォンガが調子を上げて、最後は逃げ切った。
Novak Djokovic SRB (3) 68 77 6 3 1
Jo-Wilfried Tsonga FRA (10) 710 65 1 6 6
これで男子シングルスは、2位ナダル、3位ジョコビッチ、4位デルポトロが破れるという波乱の大会になった。
準決勝
ロジャー・フェデラー対JWツォンガ
アンディ・マレー対マリン・シリック
女子順々決勝でも波乱が起こった。
第16位の中国Na Liが6位のビーナス・ウィリアムスを破った。更にJie Zhengがロシアのマリア・キリレンコを破って共に準決勝へ進んだ。
グランド・スラムで中国の選手が準決勝へ進んだのは初めて。
2週間の長丁場のオーストラリアン・オープンも後残り4日となった。
男子は、1位のロジャー・フェデラー、女子も1位のセリナ・ウィリアムスが優勝に近くなっている。
男子では、ナダルを破ったアンディ・マレー、女子では無シードのジャスティン・ヘニンが対抗馬として挙げられる。
波乱の幕となるかどうか。
撮影データ
Canon EOS 5D MarkⅡ絞り優先 AI サーボAF スポット測光 絞りF4.0 1/1600秒 ISO感度 3200 WB 白色蛍光灯 画質圧縮率 JPEG -1/3
レンズ EF70-200mm f/2.8L USM+1.4X
試合開始後(時計が午後9時)のジョコビッチ。終了は深夜12時過ぎ。