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錦織圭、Ferrerを破り準々決勝へ

次の相手は昨年の覇者のWawrinka

(記事中の試合の写真は4回戦のものではありません)

 

とにかくタフで5セットの試合も多い、5セットを覚悟していただけに、3セットでの勝利は驚いている。


(4回戦の写真ではありません)

オリンピックや2013年のAustralian Openなど様々な大舞台で熱戦を繰り広げてきたFerrerに6−3、6−3、6−3のストレートで勝利した後、錦織は冷静に語った。2012年以来自信2度目となるAustralian Open準々決勝進出を決めた。ただ、2012年と大きく違うのは、ここまで勝ち上がって当然という評価をされること。数字を見てもランキング5位は準々決勝まで上位ランカーとは試合しない。また昨年のUS OPENの準優勝者は様々なメディアで優勝候補に挙げられる。そんなプレッシャーや周りの盛り上がりも気にせず常に冷静でい続けることが勝利への鍵となるのではないだろうか?

 

昨日の試合後に爪が割れ流血していたが、それの影響は全くない。とにかく錦織が今日は素晴らしかった。敗れたFerrerは完敗といった様子で錦織を讃えた。2008年に初めて顔を合わせ、錦織は自身初のGrand Slam4回戦に進出、ロンドンオリンピックの準々決勝、錦織のキャリアを語る上で外せない様々な試合でFerrerは対戦してきた。毎試合内容は変わる、ただ今日は錦織が彼の最高のテニスをした 。とにかく僕より上だっただけさ。32歳のファイターは今後2,3週間の休養後南米に向かうという。

 

5位という立ち位置に慣れるには、まだまだ時間と経験が必要。ただ今のテニスを続けていけば、トップにい続けられる。

試合後のインタビューで控えめに答えながらも自信が伺える。ちなみに、逆に何位が居心地がいいか?と聞かれると、冗談交じりに15−20位と答えている。

 

次戦の相手は昨年のチャンピオンのStan Wawrinka。昨年のUS OPENの準々決勝でフルセットの末に勝利しており、その経験も自信になっていると語った。Wawrinkaはどこからでもいろんなところに打ってくる技術があり、決して簡単な試合にはならない、アグレッシブに行くのはもちろん、時に我慢も必要になってくるだろうと語った。これから試合するのは、ほぼ自分よりランキングが上、その方がプレッシャーも感じなくて良いという。

準々決勝はRod Laver Arenaで水曜日に予定されている。錦織の1つ上の4位にランキングされているWawrinka。さらなる高みを目指して錦織圭が躍動する。

 

 

写真・文:Raito Hino

 

 

 

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