Team Ehime がメルボルンを訪問
IYOKAN を新たなブランドに
2018年11月28日掲載
愛媛県の柑橘類の魅力をオーストラリアに広めようと、「Team Ehime」が10月24日~27日、メルボルンを訪問しました。
メルボルンのレストランやCafe、食材店の視察、コーヒーや日本酒とコラボしたワークショップの開催、地元シェフ達との伊予柑を使用したメニューの作成などに精力的に取り組みました。
メルボルン最終日には、Richmond の Deko Boko Cafe にて、伊予柑ジェラート完成お披露目イベント「Iyokan Spring Campaign in Melbourne」を開催しました。
店内では、愛媛の農林水産物統一キャッチフレーズ「愛媛産には、愛がある。」の大バナーが目を引きます。
愛媛県のイメージアップキャラクター「みきゃん」が見守るなか、地元シェフの協力のもと完成したばかりの「伊予柑スフレ」が販売されていました。
愛媛県の温暖な気候・風土が柑橘類に適しており、豊富な種類を作ることができるとのこと。
この日は柚子・冬橙・伊予柑・邪払 の4種類の果実を紹介。
ミネラルウォーターや炭酸水で割って、お酒好きの人には「伊予柑ジントニック」などカクテルとして提供されました。
ほどよい酸味と甘み、さわやかさに地元の人たちも「おいしぃ~」と感嘆の声をあげました。
産地愛媛にも興味を引かれたようです。
完成した伊予柑ジェラートは、全豪販売を展開していく予定となっています。
北原亮シェフ の The Crux & Coでは、ほうじ茶パンケーキ、苺と伊予柑のソース添えを11月1日より夏メニューとして提供開始しました。
愛媛県は、昨年8月に開催された「Experience Japan In Melbourne」に参加、オーストラリア進出の手応えを感じたとのこと。
まず柑橘類の輸出拡大、とりわけ伊予柑をアピールしていく方向だ。
日本の柑橘類では柚子が先行し、「Yuzu」として認知され、好んで使用されている。
「柚子は華やかなイケメンです。それ自体に引き付ける華があります。その例えで言えば伊予柑は控え目な美人です。誰とでも合う。人を立てる。つまり、色々なものと組みあわせて、その良さを引き出してくれるということです。つき合えばつき合うほど良さが分っていただけます。」
伊予柑が 「Iyokan」として新たなブランドとなる日を期待しています。
文・写真:矢部勝義
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