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フードコートあれこれ

フードコートに見る最近のトレンドとは?!

安い、うまい、早い!といえば、メルボルンでもお馴染みのフードコート。マルチカルチャル都市だけあって、日本では見たこともないようなメニューが並んでいたりして、びっくりすることも。このフードコートに、最近異変が起きているようで・・・。

 

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GO豪メルボルンライター 船本 藍


メルボルンと言わず、この国のフードコートはとても楽しい。
見ているだけでわくわくする。
インドカレーにお寿司、ケバブにドーナツ屋さん、色鮮やかな食べ物が目の前に並ぶと自動的に目移りしてしまう。
空腹の限界がピークに達し、本気で端から端までの食べ物を買いそうになったという話も聞く。

フードコートの王様と言えば、やはりマクドナルド。
どこそこの牛丼屋さんと同様、安い、早い、うまい、の三拍子がそろう。
以前に主人が私の実家に共に帰省したとき、モ〇バーガーに目を丸くしていた。

「ファーストフード店なのにこんなに接客が出来るなんてびっくりだ!
見た?バーガーひとつ買っただけなのに丁寧にお辞儀してくれたんだよ。
オーストラリアにもあったらいいのになぁ」と言いながら、1年後には、

「なんで日本は飲み物にあんなに氷を入れるんだ!
コーラを飲みたいだけなのに。
丁寧な接客はすばらしいけど、あれは日本人のためのファーストフード店だね。
オーストラリア人が接客に期待するならマクドナルドには行かないだろうな」と言った。

なるほど。
ファーストフードとは文字通り、さっさと空腹を満たしてくれればそれでいいのだ。

私がここ最近フードコートで気付くのは、数年前とは並ぶ食べ物が変わってきたこと。
色々なフルーツをその場でミキサーにかけて作ってくれるジュース屋さん。
カロリー表示をしているサラダメインのお店。
たくさんの新鮮野菜が入ったサンドイッチのお店。
どれもこれも見るからに健康的で、それらが今やチェーン店になるほど栄えている。
肥満国と言われ、ついに米国の数を抜いてしまったオーストラリア人の客層にどうやら合わせているらしい。

店側のやる気に応えるように、客も週末ともなると列を作って並んでいる。
食べ物に列を作るなんてオージーはやらないと思っていたが、意外と健康に気を遣っているのか。
カロリー表示がされているものを見ると、日本のファミリーレストランを思い出す。
手頃に入れるから便利なのにカロリー表示の数字が並ぶと、
価格とカロリーの数字で頭の中身が電卓に早変わり。
質より量か、量より質か。

ちなみに、私のお気に入りのお店は「Boost」。
シティだと Burke Street(バーク・ストリート)と Swanston Street(スワンストン・ストリート)の角にある(ここはフードコートじゃないけど)。
夏の暑い時期になるとみんなノドが乾いていつも以上に列を作る。
コーラなんかを飲むよりあと1ドル、2ドルくらい出して健康的なジュースを飲んだほうがおいしい。
オーダーを受けてから作るので多少待たされるのが、玉にキズ。
メニューの中には朝食向けの、Brekkie Go というスムージーもある。
私のオススメは Strawberry Squeeze で、子どもも飲みやすく、親子で気に入っている。



気のせいかもしれないけど、最近はウォーキングやマウンテンバイクに乗って軽い運動をする人が増えてきたと思う。
街を歩いていると、一日三食チョコレートバーで過ごしているんじゃないかと思うような人もまだまだいるが、
まぁ・・・ダイエットは時間がかかりますから。

それよりファーストフードでオーダーするハンバーガーセット、
黙っていると勝手にコーラを出されてしまうあのマニュアルをどうにかしてくれないかな。
 

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