車椅子テニスが開幕
国枝、上地が単複決勝へ
昨日より開幕した全豪オープン車椅子テニス。男子はディフェンディングチャンピオンとして国枝慎吾が、女子は昨年準優勝の上地結衣が、それぞれ第1シードとして出場している。
国枝はシングルス初戦、オランダのMaikel Scheffersと対戦し、6−2、6−3のストレートで突破。本日行われた準決勝はアルゼンチンのGustavo Fernandezと対戦し、6−7、6−1、6−2のフルセットの大熱戦を制し、2007年に初優勝後、欠場した2012年を除いた昨年まで優勝しており、8度目の大会制覇に挑む。
ダブルスでは、シングルス決勝で戦うStephen Houdetと組み、初戦はNicolas Peifer / Adam Kellermanに6-2、6-1で勝利、明日の決勝はGordon Reid / Gustavo Fernandezと対戦する。
上地はシングルス初戦で、オランダのSharon Walravenと対戦し、6−3、6−1で勝利。準決勝はドイツのSabine Ellerbrockと対戦し、6−2、6−1で勝利している。昨年はこの大会で自身初のGS制覇に挑んだが決勝で涙を呑んだ。今年は自身初の全豪オープン制覇に期待がかかる。GSではFrench OpenとUS OPENで優勝している。
上地のダブルスだが、昨年年間GSを達成したJordanne Whileyとペアを組み、
Sharon Walraven / Katharina Krugerに6-4、6-3で勝利し、明日の決勝ではJiske Griffioen / Aniek Van Kootと顔を合わせる。
明日はダブルスの決勝がコート7で予定されている。3時スタートの2試合目に女子決勝、3試合目に男子決勝が行われる。シングルスは土曜日に予定されている。
写真・文:Raito Hino