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色無き物に色を塗る -Outside-In Cinema-

TAFEに通っていた頃、小さい子供のいる先生に
おすすめの絵本をいくつか貸してもらったことがあります。



その中で一番気に入ったのが・・・





"The Lost Thing"

作・絵はShaun Tanという、メルボルンで活躍するイラストレーターです。


色づかいが優しくて、
ちょっと哲学的なストーリーなので、
大人でも楽しめる感じ。





この絵本は去年映画化され、
ちょうどこの間の第83回アカデミー賞で、短編アニメーション部門を受賞しました。



今日State Libraryで、無料でこの映画が放映されていたので見てきました。
(以前GO豪のお得情報で紹介されていたOutside-In Cinemaです☆)


 

   



色も動きも音も、ちゃんと絵本と同じ雰囲気でした。



今State Libraryで開催中の
"Look! The art of Australian picture books today"
という絵本展で、Shaun Tanの絵も展示されています。









ちなみに一緒に放映されていたのは、"時をかける少女"。


英語に吹き替えられていたので、
主人公の"まこと"は”マークトー”になっていたのに違和感を感じながら見てました。

去年のW杯で、"駒野"が"キモーノ"になっていたのを思い出しました。



エンディング近くに、みんなの前から姿を消そうとする"チアーキ"が、
"マークトー"に最後の言葉をかけようと、
そっと口を耳元に近づけるシーンがありました。





なぜかみんな大爆笑。





おかげで"チアーキ"の最後の言葉が何だったのか聞こえませんでした。





このState LibraryのOutside-In Cinema、

ゆるーい感じで、すごくおすすめです。






由起
www.yukiishii.com


 
 

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GO豪メルボルン・スタッフブログの水曜日を担当。 万人の共感は得られないけど、一部の人は大好きなもの。普段は影にひそんでいる、アングラなアートやサブカルチャーについて。

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