豪児四號 -　傲岸不遜？ワル系ギタリスト男児

 

Barの片隅で出番を待ちながら、声をかけてくる常連達に笑顔で答えるRyoki 君。第一印象のワルそうな雰囲気は、彼のクリアな歌声を聞いた途端に吹き飛んだ。

ギターを始めて8年という彼の音楽への姿勢はとても真摯だ。震災のあと少しでも力になりたいと、ミュージシャンが路上に一同に会したチャリティ・バスキング。2日間で、＄4300集まるという快挙を遂げたこの夜に、音楽をやってて本当によかったと心底思ったとか。

また、そのイベント中に「来月結婚するんだけど、そこで演奏してくれない？」と依頼を受け、幻想的な結婚式に演奏で華を添えた経験も。メルボルンの人の繋がりの多様性を感じさせるエピソードだ。
きっと今日も、彼のギターヒーローである John Mayer 目指してギターを手にしているのだろう。