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Melbourne International Flower & Garden Show

世界遺産と花々のコラボレーション博覧会

2009年4月7日掲載

 

Melbourne International Flower & Garden Show
2009.4.1(wed)~5(sun) 
@Carlton Garden

※動画はページ下にあります


『メルボルン・インターナショナル・フラワーアンドガーデンショー(Melbourne International Flower & Garden Show)』は、4月1日(水)から5日(日)まで、カールトン・ガーデン(Carlton Gardenにて行われた。このフラワーショーは世界で5本の指に入るとも言われており、特に2009年のショーについては以前に増して大規模で力の入った展示会となった。更にこの期間中は世界文化遺産である、王立博覧会ビル(Royal Exhibition Building)【注:1までもが展示会会場と化したのだった。
 
 
場内では様々なイベントが催されており、子供から大人までが楽しめる内容となっていた。また、数々のブースが設けられており、デザイナーによって、テーマ・イメージ等、個性的で感性に満ちたものばかりが展示されていた。



花のデザインのドレスに身を包むマネキンのブース、子供たちに人気のセサミ・ストリートやおとぎ話の中のキャラクターが色とりどりの花で装飾されているブース、フラワーアレンジメントを駆使したアーティスティックなデザインが楽しめるブースなど、多くの魅力的な作品が場内を埋め尽くす。
王立博覧会ビルの中は、2階から全体を見渡すこともできる。広々とした十字型のフロアも、この期間中は訪れる人々で満たされていた。また、特設ステージも設けられており、時間帯によって色々な催し物が行われ、見所は満載だ。


 
 
カールトン・ガーデンに設置された“セサミ・ストリート・チルドレンズガーデン”では、キャラクターや花をモチーフにしたフェイスペイントや花の苗を植えて家に持ち帰ることができた。
 
 
インターナショナルというだけあり、世界各国から集められた花々がこのメルボルンで華麗に個々の存在を主張している。その多様な色・形・香りを人々は堪能し、癒されていく。こうして色鮮やかな花々に魅了され、帰り際に場内のフラワー・ショップで花を購入していく人々の様子も見られた。


【注:1王立博覧会ビル(Royal Exhibition Building)   1880年に開催されたメルボルン国際博覧会として建築され、1888年にはヨーロッパによる植民地化から100周年を記念した博覧会も催された。当時は6ヶ月の期間中、メルボルンの人口の2倍となる200万人以上が訪れたといわれている。19世紀に行われた大型博覧会会場の中で、現存する唯一の建物として2004年世界文化遺産に登録。現在も各種博覧会の会場として利用されている。

 

◆会場内の様子はこちら◆

Melbourne International Flower & Garden Showについての詳細は
http://www.melbflowershow.com.au/index.php?section=1

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