お洒落ごころの会体験取材

50歳のためのビューティーレッスン

＜お洒落ごころの会＞の体験取材に行ってきました。


新老人の会主催で焼き肉レストラン匠のスペースを借りての、中高年向けの美しくなるメイクのコツやマッサージ方法、
アロマセラピーなどを楽しく学ぶという……
美容フリークには実にたまらない内容です。

今回はビューティーセラピスト荻原詩子（ogiwara utako）さんを講師に招いての、全3回。

50歳～80歳までの方を対象にしていました。
今の50代以上の女性は昔と違い、パワーもあり美容への関心度も高いと
感じていましたが、そのパワフルさは想像以上でした。


7名の参加者中1名の方がEnglish Speakerということで、英語と日本語を交えての講習は、簡単な全身のストレッチからスタート。
詩子先生のハキハキとして聞きやすいのに柔らかな声は、日本語も英語もとても綺麗な発音で、選ぶ単語も美しくうっとり。
英語の勉強にもなってしまい一石二鳥でした。

ストレッチをすると、体がほぐれるだけでなく、こころもほぐれていくのがわかります。
みなさん初めて顔を合わせる方たちだったのが、段々と打ち解けていらっしゃるのがわかりました。

 

本日学んだアロマはフランス産のラベンダーオイルとゆずオイル。
どちらも嫌いな人は少ないのではないかと思われる、日本人には馴染みのあるオイルです。

ラベンダーの種類も色々ありますが、実際に精油を回して香りを楽しむ時間もあり、
その香りはすっきりとしていながらもリラクゼーション効果は抜群です。
混じった匂いは一切なく「ホンモノ」を感じられました。

ゆずオイルは日本から取り寄せたもので、高知産。
125ml　2万円もするというオイルの瓶を、丁寧に（私はやや恐る恐る）回しながら皆で大切に香りを楽しませていただきました。
ゆずはレモンの3倍ものビタミンCがあるそうで、日本では産地として高知や熊本、大分県などが有名です。
日本以外にも台湾や中国などで作られているそう。
食したり、ゆず湯として楽しんだりと日本人には実に、馴染みの深い香りです。




そんな精油のお勉強会が終わった後はメインイベントである＜ハンドマッサージ＞です。
まずはなにもつけずにマッサージ方法を丁寧に習います。
骨と骨の間を意識しながら、ゆっくりと、リラックスして行うことが大切だということで、
実にのんびり、ゆったりとした心地よい時間が流れました。
マッサージをすることにより、血行がよくなるのと同時にハンドクリームなどの保湿ケアの入りが良くなるという効果が得られるそうです。


用意していただいたマッサージクリームは、詩子先生お手製の香りの良いハンドクリーム。
ラベンダーオイル使用、柑橘系のシトラス使用、そのどちらも苦手な人用にと
ローズオイル使用のクリームとさらに無臭のホホバオイルを用意くださっていました。
 

  

参加者の皆さん、アロマの香りに癒されながらマッサージの時間を楽しんでいらっしゃいました。

二人同士ペアになり、先生の説明を聞きながらマッサージ方法を取得します。
蒸しタオルも用意されていて、手を温められただけでもとても心地よく血行が良くなるのを感じます。
教材としてもらったプリントのツボの図を参考にしながら、ひじから下を丁寧にほぐしていきます。


雑談も交えながら、本当に和気あいあいとし終始笑いが絶えず、
体験取材と言いつつもすっかり私自身が楽しませていただいてしまいました。

参加者の皆さま、詩子先生、本当にありがとうございました。

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日本の老人会からは75歳以下はまだ老人ではない、とのことで（！！）メルボルンに発足された＜新老人の会＞。
最終目標は老人ホームを回ってボランティアをすること、というこの新老人の会のアクティビティ。
パワフルなこの会に出席出来たことを、こころから感謝すると共に年齢を重ねることが楽しみになった刺激的な1時間でした。

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次回開催は8月18日水曜日11：00－12：00＋ランチ

ランチ込みで15ドルという驚きの良心的なお値段です。
皆に目が届くようにと少人数での開催ですが、特別にあと2名の増員を募集しています。
場所は第1回開催と同じ、シティ内の焼き肉レストラン匠の2F。

内容は「イキイキ肌を作ろうフェイシャルマッサージ」
お肌に大切なこと、ハーブや精油の効果、自分で出来るフェイシャルマッサージの方法。
http://www.gogomelbourne.com.au/columns/ane/708.html


（文：松本千恵　写真：加藤裕美）