クビになったからなんだ!“解雇されちゃったパーティー”を開催
更新日: 2012-05-22
海外に留学中ということもあり日本にいる家族や友人と会う機会もなかなかないので、自分の近況報告も含めてお手紙やプレゼントを送るということも少なくはないはず。そんな留学生には郵便局の存在は不可欠!私の場合、たまたま通っている大学に郵便局があったので月に2回程度行っていた。そんなある日、そこの店長(局長?)に呼び止められる。また何かやらかしたのかな、とドキドキしていたら「ここで働いてみないか?」と仕事のオファーが!ちょうど他の仕事をクビになったところだったので(笑)ちょうどいい機会だと思い、働いてみることに。しかし毎度のごとく、郵便局での仕事も想像以上に難しかった。大学にひとつしかない郵便局、何百人といる生徒が毎日のように押しかけ、ピーク時のお昼時には長蛇の列が店の外にまで伸びていることも。やはりそんなに忙しい職場環境だったからだろう、友人は3ヶ月くらいでクビになるだろう、と賭けていたが、予想をはるかに上回り(下回り?)ものの一ヶ月でクビに。笑 理由こそはわからないが、おそらく私の計算ミスが多いのと話しすぎであることが一枚も二枚も大きく噛んでいるのでは、と私は推測する。友人の予想をはるかに凌ぐ結果を出し、賭けに勝ったのは勝ったのだが、賭けに勝って勝負に負けた感がぬぐえない。こうやって職を得てはクビにされ、いろいろな職をちぎっては投げちぎっては投げられていくうちに、とんでもないやるせなさがこみ上げてきた。そんな喪失感を乗り切るためにいろいろと工夫して、ついにはクビにされた後の黄金の対処法なるものを編み出した。
普通ならこんなにも立て続けにクビにされたらどうするだろうか?
選択肢としては①友達にグチる②呆然とする③泣き寝入る などをよく聞くが、それはどれもしょっぱいサワーエンディングだ。クビという本来ならどうやってもプラスにならない事実を、精一杯笑い飛ばして明日へのエネルギーにする、これが経験上一番私には合っている。
私はクビにされたというとめどないやるせなさを力にかえて、“クビになっちゃったパーティー”を開いた。クビになった郵便局で働いて稼いだ一ヶ月の給料もすべてパーティー費用にまわした。(ワイルドだろ~。笑) 友人は20人以上も駆けつけてくれて、そんな彼らの出身地が豪・日本をはじめ、イラン・インドネシア・中国とバラエティーに富んでいて、大いにグローバルな解雇パーティーになった。当初は世間に顔もむけられないような情けないことから始まったパーティーにしては結構な盛り上がりをおさめ、クビにされたという悲しさやむなしさはあっという間になくなっていた。おまけに、このパーティーをきっかけに、今まであまり話す機会が無かった子とも仲良くなることができ、Killing Two birds with one stone(一石二鳥)感まで。笑
そもそも考えようによっては、クビになるということは“新しい仕事に挑戦できるチャンス”とも取れる。(かなり無理やりだが。笑)くよくよ悩んでいてもクビになった事実はどうしようもできない。代わりに、そのことを思いっきり友達と笑い飛ばして、その笑いを明日への活力にし、過去の失敗を引っ張らずに心機一転して新しい仕事に取り組むーこれこそ現代の就職難の現場において必要不可欠なサバイバル術なのではないだろうか。みなさんも私ほどクビになることはないだろうとは思うが、もしそんな不幸があった際には是非ともここで記された方法を試されては?笑
今日の一言
現在日本に短期帰国中なのだが、昨日は超話題の金環日食が日本で観測された。朝7時半ということもあり私は睡眠に勝てなかったが、家族はがんばって早起きして見たらしい。日食グラスが売り切れていて手に入らなかったから、メガネはどれも一緒だろう、と 3Dグラスを引っ張ってきていた。それでも明日はくる!
コメント- Y子 (2012-05-25T01:22:34)
- あ~ゆきちゃん、そのコメントないわ~
親バカ丸出しやん!笑
ってか、なに、この実家率の高さは!笑
- H子 (2012-05-25T00:12:18)
- メガネ5個重ねたで~
- ゆきちゃん (2012-05-22T23:14:05)
- Y子ちゃんは第一印象が良過ぎるんではないんでしょうか!きっと美人で愛想良しのY子さん。得してるんだか損してるんだか!
行く手に幸多かれと祈る!
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