Logo for novels

インタビュー:野口まさ氏(5)

博士号が終わるころ、国際会議での発表を聞いたカナダ政府の人から、卒業したらどうするか聞かれ、何の予定もないと答えたところ、うちに来いと言われた。カナダ天然資源省の研究所にPost Doc Research Fellow(博士課程を終えた研究員)として、2年間務めた。
その間、モントリオールのローカルテレビで「ありがとう」と言う日本語のテレビ番組でインタビューされた。それがきっかけとなり、その番組の司会者の役を頼まれ、一年間は水曜日、テレビ番組のホストをしながら、研究を続けた。その頃、結婚したいと思っていた。国際結婚して大家族をもつことを夢見ていた。日本人には興味がなかったけれどテレビ番組の司会者として、日本人コミュニティーに近づき始めた。それまでは、英語を勉強したいという気持ちが強かったから、日本人コミュニティーと離れていた。
カナダ天然資源省の仕事は2年契約だったので、結婚するためにはお金が必要だから、終身雇用の仕事につかなければいけないと思った。だから、スコットランドにあるグラスゴー美術学校の講師が公募されているのを見て応募して、成功。スコットランドで、7年間過ごした。そこでは、建築のエネルギー環境について教えた。


ちょさ

コメント

関連記事

最新記事

幽霊(最終回)

翌朝、モーテルの受付で支払いをしながら、ジェフリーは受付の40代.....

カレンダー

<  2026-04  >
      01 02 03 04
05 06 07 08 09 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    

プロフィール

2008年よりメルボルンを舞台にした小説の執筆を始める。2009年7月よりヴィクトリア日本クラブのニュースレターにも短編を発表している。 2012年3月「短編小説集 オーストラリア メルボルン発」をブイツーソリューション、星雲社より出版。amazon.co.jpで、好評発売中。

記事一覧

マイカテゴリー