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ペットにかかる本当のコスト

はじめまして。ファイナンシャル・プランナーのFP Kyokoです。

いきなりですが私は大の動物好きです。小さい頃から犬、猫、ハムスター、カメ、金魚、鳥といろいろとペットを飼ってきました。よくノラ猫、ノラ犬を拾ってきて親を困らせたりしました。

イギリスの大学に行った時には家の中でプリンちゃんというウサギを飼っていました。プリンちゃんはミニウサギとライオンラビットのミックスでポワポワとした毛が耳の間から出ているグレーのかわいいウサギでした。干草の入った箱でトイレをするようトイレトレーニングもできていたので、家では放し飼いでした。家のものをかじったりちょっと大変でしたが、大学生の時なのでたいした家具もなく、旅行にいく時は友達に面倒を見てもらい、手間もあまりかからないペットでした。

10年前にメルボルンに引っ越してきて、やはりどうしても犬が飼いたく、女の子のビーグルを飼い始めました。名前はハナちゃん。犬好きの私としては、ハナちゃんは一番かわいい家族のメンバーです。ビーグルはかなり健康でしかもハナちゃんはなんでも食べてくれるので、えさ代もそんなにかからず、月に$30ドルくらいです。1年に一回のワクチンも$100前後で、ノミや虫の薬を考えても年間$700もあれば十分。「そんなにコストはかからないや・・・」っと思っていたのが甘かった・・・


ハナちゃんです

ペットにかかる本当のコストは犬にかかる実際のコストだけではなく、飼い主として精神的に決定を下す部分だったのです。どういうことかと言うと、「犬がいるから庭付きの家に住みたい」「旅行のときはかわいそうだからペットホテルにいれなきゃ」などエクストラにかかるコストのこと。これが実はかなりかかるんです!

6年ほど前に私は犬の住めないFitzroyのアパートから追い出され(私がいけなかったのですが。。。>_<)次の家が決まるまで2ヶ月間ハナちゃんはデイケアに預かってもらいました。コストは1日$30。そしてやっと見つけた庭付きの家。家賃がかなりあがり、びっくり! でもかわいいハナちゃんのため、犬を飼った責任もちゃんとはたせねばと文句もいいません!!


これも愛するハナちゃんのため!

ペットがいるからかかるコストは色々ありますが、予備のお金があるといいですね。ペット保険に入ることも出来ます。ハナちゃんの場合は月に大体$50ほどですが、私は何かあった時のために銀行にペット用の口座をつくり、月に$60入金しています。
 

 

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プロフィール

【FP KYOKOプロフィール】 オーストラリアで珍しい日本人ファイナンシャル・プランナー、難しいお金のこともやさしく教えてくれるお金の専門家。 メルボルンを拠点に、オーストラリア在住の個人、家族やビジネス・オーナーまで、幅広いクライアントを持つ。 10年間に渡るオーストラリアでのビジネス経験を活かして、クライアント各々の状況に合わせた賢い戦略法の提供に定評あり。 オーストラリアの日本人コミュニティーのお役に立てるようにと、各メディアでの連載記事やセミナーなどさまざまな活動を行っている。

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