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寅(とら)年生まれはダイナミックな冒険家

 太陰暦のお正月から十二支の年は始まります。1月、2月生まれの方は下記の日付を確認してください。
2010.2.10~, 1998.1.28~, 1986.2.9~, 1974.1.23~, 1962.2.5~, 1950.2.17~, 1938.1.31~, 1926.2.13~, 1914.1.26~

 今回は、アジアにおける百獣の王、寅年生まれのお話です。前回お話したじっくり型の丑年とは打って変わって、寅年うまれの方は、ダイナミックな陽のエネルギーを持って生まれてきます。そのため、多くの寅年さんは、比較的変化に富んだ人生を歩むようです。丑年生まれの方が、一つのことをコツコツと積み上げ成功を収めるのに対して、寅年生まれの方は、幅広い分野に視野を広げ、様々なプロジェクトをこなしていく中で、コネクション役となり総合的に力を発揮します。



 その行動範囲もさることながら、人脈も広い寅年生まれ。特に女性の寅年生まれの方は誰とでも分け隔てなくオープンに接することができます。男性の場合は、逆に、静かにどっしり構えるタイプと、おしゃべりで陽気なタイプとに二分されます。男女ともに、率直な方が多く、その大胆でストレートな発言は周りをハッとさせたり、笑わせたりと、多くの人を魅了することでしょう。また、類まれな勇気と正義感を持っており、不正に対して真っ向から挑む姿はとても頼もしく、多くの信望を得ます。

 このように親分肌で面倒見がよく、懐が大きい寅年ですが、何かの弾みで自信を失うと、自暴自棄になってしまったり、お酒やギャンブルに溺れてしまったりと、人生のアップダウンが激しいのも特徴です。何をするにも勢いがありますので、良い方向へ向かう時も、悪い方向へ向かう時も一気に事が起こってしまいます。特に、十代の寅年生まれのお子さんを持つ親御さんの中には、心配な日々を送ってらっしゃる方も少なくないかと思います。方向さえ定まれば、大きな事業を成し遂げられる寅年ですので、どんな時でも大きな期待を持って接してあげて下さいね。

 本来、少々危険が伴うぐらい、アドベンチャラスな人生を好む寅年ですが、蟹座・蠍座・魚座といった水のグループが星座に来ると、物事を噛み砕く繊細さと敏感さが備わります。人当たりも柔らかく、クリエイティブでもあるのですが、お仕事にそれを反映することは少ないようです。逆に、双子座・天秤座・水瓶座といった風のグループが来ると、その大胆さと行動力が倍増されるため、独立して事業を起こし成功した方も多く見受けられます。例:トム・クルーズさん(蟹座1962.7.3 )、マリリン・モンローさん(双子座1926.6.1)

 さて、そんな寅年生まれ最大の弱点は、せっかちなところだと言われています。ボーっと何もせずに待つという状態が性に合わないよう。また、思っていることや感じていることを素直に表現するため、時には敵を作ってしまいます。そういった裏表のない性格を長所として、周りの家族や友だちが理解してあげる必要があります。もう一つ、気をつけなくてはならない寅年の弱点は、プライドです。プライドが邪魔をすると人生が思うようにいかなる可能性があります。百獣の王ですので、威厳も大切ですが、か弱い動物達(^^)が近寄って来れるように、時にはわざとガードを下げてみるのもいいかもしれませんね。

 また、寅年生まれの子ども達も大人の寅年同様、好奇心旺盛でエネルギッシュです。怖気づくということがほとんどないため、時に危険な遊びにも手を出して周囲を心配させるかもしれません。そして、寅年生まれの親御さん(特に母親)は、とても情熱的で教育熱心な方が多く、童心に戻り子どもと一緒になって遊んだりします。かといって、甘やかすわけではなく、自立心を促すのがとても上手。子どもをいつまでも手元に置いて、かわいがりたいという親御さんもいますが、寅年の親は違います。「自然の中で、親虎が我が子を崖から落とし、自力で這い上がらせる」というお話が存在するぐらい、寅年生まれの親にとっては、子どもが強く自立してくれるのが一番の願いだそうです。

 最後に、先に述べた寅年・蟹座のトム・クルーズさん(1962.7.3 )、を例にとって相性占いをしてみましょう。

 1987年に結婚した、ミミ・ロジャーさん(申年・水瓶座1956.12.27)とはオポージングサイン(間逆の位置)にあたり、分かり合えない部分が多いが学ぶことも多いと出ています。1990年から2001年にかけて結婚してたオーストラリアを代表する女優、ニコール・キッドマンさん(未年・双子座1967.6.20)とも、十二支で見た相性的には最後から2番目ぐらいです。その後お付き合いをしていたペネロぺ・クルスさん(寅年・牡牛座1974.4.28)は一回り年下の寅年で、寅年同士は衝突するとどちらも譲らないと言われています。

 2006年に結婚したケイティーさん(午年・射手座1978.12.18) と、その二人の間に生まれたスリちゃんは(戌年・牡羊座2006.4.18)はトムさんと同じ、寅(とら)・午(うま)・戌(いぬ)のFree Spirited Rebellions (自由な精神を持つ反抗者)グループに属します。十二支を大きく四つのグループに分けた際、同じグループ同士は相性がよく、自然に惹かれあい、お互いの良いところを引き出し、弱点を補うと言われています。しかし、このように家族が同じグループに揃うということは珍しく、とても幸運なことだと思います。他のグループに関しても後々説明していきます。

<読者からのご相談>
今回は、うまさん (午年・水瓶座1978.2.8) からのご相談です。
現在、シドニーにて学生をしてます。彼 (子年・牡牛座1984.5.XX)。進路のこと、彼とのこと、私とは??などなどをみていただきたいのですが。

 うまさん、こんにちは。ご相談メールありがとうございます。まず最初に、うまさんご自身についてですが、上記した寅年生まれの方と同じグループに属するため、多少似通った部分があるかと思います。また、水瓶座の月が寅の月に最も近いため、星座と照らし合わせて見ても共感できる部分がいくつかあるかもしれませんので参考にしてみて下さい。

 さて、総合的に見ると、うまさんは人情深い方で、ユーモアのセンスもあり、エネルギー的には同じ場所に淀まず、流れる感じです。家族を大事に思う気持ちもあるのですが、それ以上に自由な環境で本来の力を発揮できるタイプなので、故郷を離れることは吉だと思われます。少々飽きっぽいところもありますので、同じことの繰り返しには向いていないでしょう。そのため職業を転々とするかもしれませんが、色々な職場や分野に身を置くことで多くのことを学んで行けるでしょう。ただし、生まれた日に丑が来ているため、人に尽くす喜びを知っています。その丑的な部分も大いに引き出していけるといいでしょうね。

 子年・牡牛座の彼についてですが、その場を和やかにするタイプかと思います。ストレートな午年にはない、巧みなアプローチが、うまさんとは異なる部分です。その子年特有の巧みさを、ずるいと受け取るか、面白いと受け取るかで、二人の関係はだいぶ違ってきます。また、子年から見ると午年は、よく考えずに行動しているかのように見受けられるようです。本来、オポージングサインと呼ばれる、間逆の十二支同士(6年違い)は、惹かれ合う反面、なかなか折がつかない部分があると言われています。しかし、言い換えれば、これは異なる意見や感性に触れる最大のチャンスでもあります。心をオープンにして大いに学び合えるといいですね。

東洋と西洋のBirthday占いの上手な使い方。

1.読み進めて、気になった部分にあなたへのメッセージがあります。
2.逆に、ピンっとこない部分はどんどん読み流しましょう。
3.感情がわき上がる部分から内観をスタートさせ、内なる対話を始めてください。
4.過去、現在、未来のあなたを視野に入れながら読み進めましょう。
5.周りの人から「客観的に見たあなた」というものも聞いてみましょう。
6.統計学ですので、もちろん例外があることも理解しましょう。
7.全体像を把握するためにも、家族や友達、有名人など、できるだけ多くの人を
  対象にしながら読み進めましょう。
* 例えば、子年生まれの特徴というのは、子年グループ全体と他のグループを比較して
  始めて分かるものです。子年の中にいては違いがいまひとつ分かりません。
8.人生の選択に困ったときには、占いをアドバイスのひとつとして受け取りましょう。
* 自分自身の思考をとめることなく、決断を下し、行動に移すのはあなたです。

東洋と西洋のBirthday占いのコーナーでは、東洋の十二支、西洋の占星術を分かりやすく順を追って取り上げていきます。同時に、みなさんからのご相談にもお答えしていきたいと思っています。

 どんな小さな悩み事でもかまいません、例えば。。。
「今後の進路や適職についてアドバイスをお願いします。」
「初めての海外生活です。シャイな性格上どうしたらいいでしょうか?」
「職場によく衝突する人がいます。どうしたらうまくいくでしょうか?」
「メルボルンで出会った気になる彼女、相性を教えてください。」
「6歳の男の子の母です。息子の生まれ持った能力、向き、不向きとは?」
「初めてのシェアーです。ルームメイトとの相性、留意点など教えてください。」
* ただし、私が行える占いは現在に留まります。「いつ結婚するでしょうか?」
  などの質問には残念ながらお答えかねます。

GO! 豪!! メルボルン上無料鑑定をご希望の方は下記のメールへ、
1.性別 2.生年月日 3.具体的な相談内容をお送りください。

* 匿名にてかまいませんので、安心してご相談ください。
* 相性占いの場合、対象者の性別と生年月日もお願いします。
* 取り上げられたご相談に関してはフィードバックをお願いしております。
* 相談者全員にお答えすることはできかねます。先にお詫び申し上げます。
* 尚、ご質問に関してはサイト上で掲載される旨を予めご了承ください。
* 東洋と西洋のBirthday占いは現在進行形のプロジェクトです。
  みなさんからの異論、反論、当たってる!などのメールもお待ちしています。

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コメント

以前のコメント

okimaki   (2013-12-23T02:04:01)
木村様へ コメント有り難うございます。 私事ですが、父と同級生(庚の寅)です。活力に溢れるコメントに、私も奮起させてもらいました。 統計論に過ぎませんが、午年の来年は、寅年生まれの方に勢いを与えると言われています。再来年(未年)も難しい年ではありませんが、新しいことを始めるには来年はよい年です。 予断ではありますが、寅年生まれと辰年生まれの組み合わせは「Mind & Matter」と言われます。つまり、案を練るマインドとそれを実行に移すマターです。独立開業する際には、奥様とお二人で?!
木村 岩太   (2013-12-18T17:39:47)
人生最後に独立(社長業)をして見たく飲食業です。 こつこつと資金を貯蓄してます、63歳になりましたがまだまだ元気です。来年か再来年をと考えておりますがより良いのはいつごろでしょうか? 経験は30年程ありますがとにかく人が好きなので育てても見たい。宜しくお願い致します。妻も61歳辰年で私は寅年お互いに仕事をしています。

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