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三宅一生デザインを熱く語る

ロレアル・ファッション・フェスティバル

ロレアル・ファッション・フェスティバルでは、ファッションショー、ランウェイだけでなく、各種の催し物が行われている。

市内RMIT大学では、三宅一生事務所の藤原大が700名の観衆を集めて、A-POCプロジェクトについての講演を行った。

プロジェクターを利用して約500枚の画像と、50種類のビデオを駆使して、A-POCのコンセプトとプロジェクトや三宅一生について、メルボルンの第一線のデザイナーやファッションファンに熱く語りかけた。
2時間の講演の中、1時間以上を英語で分かりやすくしっかりと講演した藤原氏の総合的な実力は、まさに本物であった。

藤原氏は三宅一生をマスターと呼び尊敬する。

 【藤原 大】
多摩美術大学デザイン学部染色科を1994年に卒業後、三宅デザイン事務所(ISSEY MIYAKE Creative Room)へ入社。
Issei MIYAKEのコレクションスタッフデザイナーとして第一線で活躍。
1998年に三宅一生と共にA-POCプロジェクトをスタート。
A-POCにて2000年度グッドデザイン大賞受賞。
A-POCのデザインにて2003年度毎日デザイン賞を受賞。
2006年10月よりISSEY MIYAKE クリエイティブディレクター。

【A-POC】
A-POCとは、A Piece of Cloth を短縮した造語。
オリジナルの意味は、1枚の布地を利用して一体成型によって服を制作すること。
これまでの服の製法とは異なる一体成型による製法全体のコンセプトを指す。
2000年にファッションブランドとして登場。

製品としては、2000年にBaguette(バゲット)を発表。
これは一枚のニットに着る人がハサミを入れる独特のもの。
今回の講演でも詳細に渡って、バゲットについての説明がなされた。
モデルが着た服に大きな線が描かれており、この線に沿って丁寧に切れ目を入れると服が完成する仕組み。
独特の製法によって断面がほつれることがない。
したがって自由に服に自分で手を加えることが出来る。

A-POCのコンセプトは、無駄を省き、できるだけ廃棄物を少なくすること、即ちエコロジカルであることも発想の原点にある。
それでいて大量生産で安価に出来ることも目指している。
すなわち製造工程にまで踏み込んだ大胆な提案がA-POCの基本理念であると言い換えられる。
この10年間の間に、A-POCプロジェクトは様々な試行錯誤を繰り返している。
アマゾン河の源流であるペルーのイキトスにチームを派遣し、カラー(色)の原点を詳細に調査し、これをファッションに生かしている。

【三宅一生】
1970年代Issei Miyake East meets Westの頃から1枚の布を利用したシンプルで体にフィットした服のコンセプトに取り組んでいる。
布と体の理想的な融合が三宅一生がA-POCを生んだ原点。

撮影データ
Canon EOS 5D MarkⅡプログラムAE 評価測光 絞りF4.5 1/60秒 ISO感度 4000 AWB 画質圧縮率 JPEG 発光
レンズ EF70-200mm f/2.8L IS USM
 

 

 

 

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