Harem

「不思議の国のアリス」の世界に迷い込んで

ティム・バートン監督、ジョニー・デップ主演の映画「アリス・イン・ワンダーランド（Alice in Wonderland）」が世界中で大ヒットを記録し、メルボルンでも話題になったのが記憶に新しい。公開前から期待度が高かったため色々なシーンで注目され、ファッション界をも席巻し、今年のファッショントレンドの一つにまでなった「Alice in Wonderland」

そのトレンドを早速取り入れ、「Alice in Wonderland」の世界観を表現しているブティック「Harem」を発見した。メルボルンでも特に、独自のスタイルを持ったお洒落な人々が集うフィッツロイ（Fitzroy）のブランズウィック通り（Brunswick street）に、その世界がある。

ツタが這うレースのカーテンを背景に、バンビとウサギと小鳥がグリーンの芝の上に佇でいる。
この可愛いウィンドウに目をとめて、お店に入るお客さんが絶えない。

  

そしてお店に入ると、目の前に広がっていたのはガーリーでロマンチックな「不思議の国のアリス」ワールド。
天井からは、アンティークのシャンデリアとレースの日傘がぶら下がり、淡い若草色の壁にはヴィクトリア時代の壁画が描かれていたり、鳥籠と小鳥達がいたるところにディスプレイされていて、ノスタルジックな雰囲気。　
つい正面から天井、右から左までキョロキョロ見回してしまった。まるで不思議の国に迷い込んでしまったかのような気分に。

 

 

  

  

  　

子供服コーナーには、ユニセックスに着られるオールインワンから、少女の憧れチュチュまで、遊び心と夢のあるデザインの品々が並ぶ。

  
（写真：中央）チュチュ：$45－$85、（写真：右）まねき猫など、置物やオモチャ

 
（写真：右）Tシャツ（－4歳児まで）：$29

自分用だけじゃなく、ちょっとしたプレゼントにもお薦めできる雑貨には、フェザーペンからアンティーク調扇子、キラキラしたコサージュのブローチからヘアアクセサリー、小鳥のブローチなど、ついつい手にとってしまう物ばかり。

 

 

  

 

毎シーズン、コレクションのテーマを変えるたびに、お店の内装からディスプレイ用の小物まで、がらりと変えるそうだ。
今年のコレクションテーマは、もちろん「不思議の国のアリス」。
やはりこれらの魅力的な商品達が映えるのも、全体で表現された世界観があってのことなのだ、と納得。