Cassette Kids ライブレポート!!
更新日: 2010-05-13
今日の音楽情報コラム「Just Australia」では、
http://www.myspace.com/cassettekids
http://www.cassettekids.com.au
の、先週金曜日(5月7日)にBallaratで行われたライブのレポートをお届けします!
カセットキッズについては、以前のコラムで紹介しているので、そちらも併せてどうぞ。
↓↓↓
http://www.gogomelbourne.com.au/columns/justaustralia/548.html
さて、先週の金曜日に、BallaratのKarova Loungeというライブハウスで、僕らウェリントンズがカセットキッズのライブサポートをしてきました。
大したカメラを持っていないので、良い写真を載せられないのが残念ですが、我慢してください。笑
ライブにはが3バンド出演。
まず始めは、夜9時半頃からバララット地元のDark Artsという若い4人組バンドが30分ほど演奏。
Dark Arts
http://www.myspace.com/wearelestrange
高校の学園祭で演奏するバンドのような初々しさがありながら、パワー溢れるサウンドでした。
そして次はThe Wellingtons。
すごい久しぶりのライブだった割には、メンバーみんなまとまった演奏のできたライブだったと思っています。
Cassette Kidsの機材がほぼすべてステージに残されたままでのライブだったので、僕ら5人にはかなり狭く、動くスペースもあまりなかったですが、その分、演奏に集中できました。(笑)
トリのCassette Kidsは夜の11時半頃からの開始となりました。
(日本の常識で考えたらありえないくらい遅い時間のライブですが、オーストラリアではこれが普通なのです。)
ギタリストとベーシストの足元には、数え切れない程のエフェクターペダルが。
バンドの編成が、ボーカル、ギタリスト、ベーシスト、ドラマーの4人ということで、バックグラウンド音楽をギターとベースで埋めなければなりません。
そういった理由もあり、ギターとベースに色々なエフェクトをつけることで音の深みを増したり、曲ごとに違ったアレンジをしているのだと思われます。
ベーシストはあまりにハッスルしすぎて、通常ほとんど切れる事のない、一番太い4弦を切ってしまって、スペアのベースを使わなければいけないなんてハプニングも。
ボーカルのKatrinamp背中には小さな機械の箱が取り付けられ、そこから出ている線は頭に延びていっています。
知らない人にとっては、怪しい箱から線が頭に繋がっていて、さながらの機械人間に見えてしまうかもしれません。笑
あれは自分の声が聞こえるように、ワイヤレスのイヤーフォンをしているだけなんですけどね。笑
観客はほぼ9割が20代前後の若い子達でした。
最後から2曲目で、今一番プロモーションがかかっている「Spin」を演奏。
今日のライブで一番の盛り上がりを見せました。
彼らのライブセットはファーストアルバムの曲で埋め尽くされているということで、アンコールの声援の中、終了しました。
ライブ終了後は、ボーカルのKatrinaがステージに戻ってきたので、地元のファンの子が沢山駆け寄って楽しそうに話していました。
カセットキッズは毎日のように中学校や高校を周る、Rock The Schoolsというツアーでオーストラリア中を周っています。
さすが、毎日のようにライブをしているだけあって、弦が切れたりするようなハプニングにも動じず、クオリティの高いパフォーマンスを持続して見せてくれました。
今回のような小さなステージよりも、フェスティバル会場のような大きなステージに向いているバンドのような気がします。
CDにある曲は、キーボードの音や、歌のハーモニーなども沢山あるのですが、それらの音はコンピューターに録音された音からプレイするという場面もありました。
メンバーにもう一人、キーボード担当がいれば、かなりCDに近い音がだせるのではないかと思います。
このバンド、日本でも人気がでるんじゃないかなって、個人的に期待しています!
Cassette Kidsのメルボルンでのライブ予定は、6月12日にThe Toffにて。
興味がある方はぜひ来月の彼らのライブもチェックしてみてください!
それではまた次回コラムで。
コメント