下を向いて歩こう~Florist Hana~Vol.14 シクラメン
更新日: 2012-04-12
シクラメン 英名;Cyclamen 球根性多年草原産地;地中海地方
花期; 秋~春
長らくご無沙汰してしまっておりましたこちらのコラム、復活!!!でございます。
サマータイムも終わり・・・朝は日の入りが遅くなり、夜は日が暮れるのが早くなり・・・
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
メルボルンの夏が終わると、秋を超えて冬を感じる。というくらい、気温がガクッと下がっている今日この頃・・
寒くなったかと思えば、日中は暖かかったり、そんな気まぐれなメルボルンのお天気ですが、今年の冬も
Happyに過ごして参りましょうね♪
そんな冬の花として有名なお花、今日は”シクラメン” をご紹介。



(画像はWeb上よりお借りいたしました。)
オーストラリアでは一般的に4月頃から盛んに姿を見せ始め、冬、春まで楽しめるお花。
日本では、ちょうどクリスマス前辺りからシクラメンが賑わってくるので、南半球のこちら、冬の訪れ・・・に合わせて
少し前からよく目にするようになりました。
カラーレンジとして、赤、ピンク、白。 ギャザー入りの花ビラや、ミニサイズ、また葉が少しシルバーがかったもの。
など、色のバリエーションは定番なラインですが、形に微妙な変化があるのが奥深い。
そうそう、日本では”豚のまんじゅう”というへなちょこな名前も付いているシクラメン。
球根の形がおまんじゅうに似てる・・・??というところから。らしいのですが、でも、何故に豚さん・・?という奇怪な謎はありますものの、
そんな別名があるのも微笑ましいですね。
お手入れの気をつけるべき点がいくつかあるお花で、ちょっぴりデリケート。
*水やりは鉢のふちから静かに注ぐ。 上からバシャっとの水やりは腐る原因となってしまうのでNGでございますよー。
*置く場所として、冬は室内。暖かく日が当たる窓際がお勧め。
しかし、夜は冷えるので厚手のカーテンの内側や、夜だけ室内でも直に冷えが伝わらないような場所に移す。など考慮してあげましょう。
*冬場の乾燥もNG. 暖房のあるお部屋より、日が当たる程度の温かさで充分です。
暖房のお部屋に置きたい場合は乾燥しないように葉に霧吹きをかけてあげましょう。
年間を通じて植物活力剤などのビタミン剤を与えてあげると丈夫になります。
・・・が、休眠中の夏場はあげずに、お休みさせてあげましょう。
休眠中の夏場は雨水がかからないように、直射日光は避けて風通しのよい場所へ。
お水やりは、たっぷりと上げてから、からっと乾くのを待ち、またたっぷりと。といったリズムで
常にお水で潤っている必要はありません。
なんだか、注意点ばっかりで楽しくな~~い。になってしまうかな。
でも、もう一つ注意すべき点は、咲き終わったお花、または枯れた葉っぱを処理する場合は、
必ず根元からひねって、するっと引っこ抜いてあげてくださいね。
ハサミでざくざく切ってしまうのはNG! 株が腐る原因となってしまいます。
寒い冬を乗り切るのに、室内に明るいお花があると、気分が上がるのは、私だけではないはず???
これから迎える冬に向けて、また来月もかわいいお花を紹介しますね♪
気温差があるので、本当に皆さま、体調崩されないよう、お体ご自愛くださいね!!!
コメント- Hana (2012-04-20T09:42:35)
- コメントどうもありがとうございます。
長らくご無沙汰してしまって、ごめんなさい。
今後もご覧頂けましたら光栄です^^
- ysm (2012-04-12T12:54:12)
- 楽しみに待っていましたー☆これからもいろんなお花のこと教えてくださいね♥
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