17. インターンシップ

更新日: 2011-08-31

さて、今回は日本帰国を見据えた就職活動の一環として、インターンシップについてお伝えします。

毎年、多くの学生やワーキングホリデーの方が様々な志を持って、オーストラリアにやってきますが、いざ帰国となった時、滞在中に自分の志を果たした人がどれだけいるでしょうか？

最初は「出来れば、オーストラリアでもオフィス環境で働きたい・・・」という希望を持って来られる方も多くいます。この志はいつの間に失くなってしまうのでしょうか？

確かに、これまでのコラムで述べてきたように、オーストラリアで希望の仕事に就いたり、日本に帰るときに役立つような実務経験を積もうと思えば、渡豪前の段階から相応の準備が必要です。準備を十分してこなかった場合は、やはり苦労します。
（万全に準備をしてきても、とても厳しいのですから・・・）

インターンはそんな時の「奥の手」と言えるかも知れません。

ご存知の方も多いと思いますが、インターンシップとはオーストラリアや欧米社会では大学生を中心に幅広く利用されている研修制度です。一般的には大学生が在学中に経験を積むというイメージですが、日本に帰国される予定のワーキングホリデーや学生の方にも十分に活用の価値があるサービスです。

インターンのメリットとしては、

1］大学やTAFEで勉強中の分野で実務経験を積み、卒業後の就職に繋げていく事ができる
2］日本で実務経験を豪州で試し、更に経験を積むことができる
3］未経験の業界や職種にもチャレンジできる
4］学校では学べない「生きたビジネス英語」を学び、すぐに職場で使うことができる
5］日本とは異なる多国籍なビジネス環境で実務経験を積む事ができる

などがありますが、やはり一番大きいメリットは「英語使って、オーストラリアで実務経験を積むことが出来る」ことに尽きます。

語学学校に行って、卒業後はアルバイトと旅行して・・・という楽しいオーストラリア生活もすごく良い経験になると思いますが、前々回のコラムで述べたように「1つのことをやり遂げる」という視点に立ってお話するならば、「インターン」はきっと胸を張って人に言える経験になると思いますよ。

スタッフソリューション・オーストラリア　メルボルン支店
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