太鼓の定期コンサート
日本の伝統楽器を感じる
2017年12月16日掲載
初めまして! 坂本秋奈です。
前回まで留学生写真館を担当していた松岡初実さんとは、同じ大学の留学生同士でした。
日本に帰国した初実さんを引き継いで、今回から留学生写真館を担当させていただくことになりました!
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「太鼓」と言われればみなさんは何を思い浮かべますか?
私は先日、坂本敏範氏が主催する「Wadaiko Rindo太鼓教室」の生徒たちによる第22回目の定期コンサートに行ってきました。
まさかメルボルンで太鼓に触れる機会があるとは思ってもいませんでしたが、日本で見たことのある太鼓の演奏とは全く違う新鮮なものでした。
ここでは太鼓だけではなく、尺八なども披露されていました。
この太鼓教室はメルボルンに住んでいる子供から大人まで国籍関係なく参加しています。
太鼓の演奏に真剣でありながら、笑顔がこぼれます。
みなさんが太鼓演奏を心から楽しんでいるのが、観ていてわかりました。
主催者である坂本さんの人柄の良さが、生徒達にも伝わっているのでしょう。
実際にご本人と少しだけお話する機会がありましたが、とても気さくな方でした。
私の世代では、子供たちが運動会でよく小太鼓を披露していたため、太鼓と言えば「見る」ものであるというイメージが強かったのですが、今回の定期コンサートでは新たな音楽を見つけたような気がします。
もしメルボルンに住んでいるのであればぜひ太鼓を見ながらも「聴き」に行ってみてください。
文・写真:坂本秋奈
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