沖縄歌舞劇団、メルボルン公演のお知らせ

現代的なアレンジで再構成した琉球古典舞踊

The Japan Foundation, Sydney は沖縄県主催・琉球歌舞劇団「美（ちゅら）」による「南風物語」を公演します。

伝統芸能の華である琉球古典舞踊や雑踊りを主軸に、エイサー、空手などの沖縄文化の彩も織り交ぜつつ、現代的なアレンジで再構成した歌舞がご覧いただけます。

みなさまのお越しをお待ちしております。

パンフレットが southernwindsflyer_01.pdfsouthernwindsflyer_01.pdf よりダウンロードできます。

日時： 平成25年１２月１７日（火） 18：30～20：00

会場： Merlyn Theatre, The Coopers Malthouse, 113 Sturt St, Southbank

入場料： $15 Adult /$10 Concession & Japan Foundation members

詳細： http://www.jpf.org.au/jpfevents/13-southernwinds/

予約： http://www.jpf.org.au/ よりオンラインにて

問い合わせ： reception@jpf.org.au または (02) 8239 0055

沖縄歌舞劇団美ら版「美ら島・歓喜の宴」～Welcome to Okinawa～

「美ら島・歓喜の宴」～Welcome to Okinawa～
亜熱帯の島、オキナワ。この昔より、中国や韓国、東南アジア諸国と日本を結び、国際交流拠点として栄え、独自の歴史と文化を築いてきました。琉球王朝時代には海外との交流によって、沖縄の芸能文化も多くの影響を受け、洗練され、芸能性の高い華麗な舞台芸能に高められ、民族芸能と共に今日に継承されてきました。沖縄は、正に歌と踊りの島であり、芸能の宝庫でもあります。
沖縄の人々は、どんなにきびしい状況にあっても、明朗かつ強靭にして優しく、楽天的に前向きに生きてきました。私たちは、土着の生命力と国際的文化交流によって蓄積した経験を生かしたて、沖縄独特の歌と踊りを創造し、生きている喜びを分かち合うため「命の薬」として大切にしてきました。「命の薬・芸能」は、世界の平和と豊穣、幸せを願う沖縄人の心と姿そのものなのです。
私達の舞台は、様式美に彩られた古典や生活観と風土性を強調した創作で構成し、亜熱帯の島・沖縄の太陽の恵みを受けて生きる人々の生活と情熱を「歓喜の宴」としてまとめ、皆様に楽しんで頂きます。

出演：「沖縄歌舞劇団美（ちゅら）」

沖縄歌舞劇団美（ちゅら）は、琉球古典舞踊の正当な継承を重んじ、日々厳しい修練を積み上げると共に、伝統を生かした今日的なテーマの表現を模索、創作歌舞劇や舞踊などの数多くの作品を創作し、国内はもとより広く海外に発信しています。沖縄歌舞劇団美は、華麗さと力強さを兼ね備えた沖縄の女性達だけによる沖縄で初のプロフェッショナルな歌舞劇団として誕生しました。団員は、琉球舞踊界の最大会派で門下生3000人を誇る玉城流玉扇会の実力者の中から選び抜かれた精鋭で構成されています。

地元沖縄県内での活動はもとより全国で公演を展開するほか、海外公演も積極的に手掛け、13年間で下記33ヶ国62都市以上で公演を実施いたしました。公演回数は日本国内を含め500回を超えます。

○   2000年在韓国日本国大使館主催のｼﾞｬﾊﾟﾝｳｪｰｸ特別招待公演
○   2001年ギリシャ公演
○   2002年アジア7ヶ国8都市及び北欧4ヶ国4都市を公演
○   2003年アメリカ・カナダ4都市公演
○   2004年イエメン･ヨルダン･レバノン3ヶ国3都市公演
○   2005年ＥＵ7ヶ国11都市公演
○   2007年中国5都市公演
○   2008年ブラジル5都市公演
○   2009年メコン5ヶ国7都市公演
○   2010年トルコ黒海地域4都市公演
○   2010年上海万博日本産業館公演
○   2011年クウェート・中東2ヶ国3都市公演
○   2012年ロシア5都市公演

海外にあっては触れる機会の少ない艶やかで秀麗な琉球舞踊が、各国で絶賛を頂くなど日本の文化紹介、国際交流の進展に貢献。今後もたゆまぬ修練で伝統芸術を正統に継承しつつも、未来に向かって創造性あふれる新しい挑戦を重ねながら、大いなる日本の文化発信を標榜してまいります。

演出：大田　礼子