Ernst & Young ビジネスセミナーをレポート!
今年のビジネスの動向を振り返る
2011年12月10日掲載
残す所僅かとなった2011年。今年のビジネスの動向を振り返る、企業の生産性及び報酬戦略についてのセミナーが、Ernst & Youngメルボルン支社ビルにて開かれた。
メルボルン商工会議所及びビクトリア州豪日協会共同開催による本セミナーは、企業の生産性及び報酬戦略が主題。今年一年のビジネスシーンの総決算とも言えるものだ。
企業の生産性に関する豪州の勤労者の感情について調べた「EYオーストラリアンプロダクティビティーパルス」の調査結果について、また豪州の企業にとって現在の生産性に関する問題点、挑戦、そして機会に焦点をあてた解説がなされた。
日系企業に勤めるビジネスパーソンも対象となる今回のセミナーは、専門家によるインストラクションが英語でなされた後に日本語での解説が入るという行き届いたサービスも。
Mark Phillips氏による報酬戦略セミナーでは、従業員が会社に期待しているものと現行のカルチャーとのバランス、日系kk行の現地研究開発センターでのケーススタディ、クライアントの報酬戦略に対するレビューなどが語られた。
熱心に聞き入るセミナー参加者達。各セッション終了後には、参加者とインストラクターとの間でセミナーに関する活発な質疑応答も。
また、セミナーの最後には、つい先日行われたLAFHA(遠隔地勤務手当て)の改正案についても説明され、特に影響を受けるであろう駐在員たちの質問や相談を受け付け、ケースごとのアドバイス、又サポートをする体制が整っていることをアナウンスしての締めくくりと為った。
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