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英語子育て、成功のための50カ条 その9

「5分でもいいので必ず毎日英語の時間を作ろう」

僕の学校は基本的には毎週1回レッスンに来てもらうのですが、小さいお子さんなので風邪をひいたりでお休みすることが少なくありません。1回休むと間が2週間、2回連続で休むと3週間空いてしまいます。間が空いてしまった子の中には、英語で話してもきょとんとしていて、30分くらいするとこれまでのペースになるという子もいます。やっぱり間が空くと、成長の度合いは落ちてしまいます。

今日は3週間間が空いてしまった子(1歳7ヵ月)のレッスンだったのですが、どんな感じになるのか心配でした。英語で話しても嫌がったらどうしようと不安でしたが、全くそんなことなく、むしろ久しぶりに来たので張り切って遊ぶぞ、という意気込みを感じました。これまで言ったことのない"PUSH"という単語も言えるようになっていました。

驚いてお母様に聞いてみると、僕がご家庭で毎日やるようにお願いしていることをずっとやっているとのこと。1日10分もかからない程度の量ですが、やはり継続は力なりなのです。

僕ができることは、レッスンでお子さんに英語で話しかけること、英語って楽しいなと思ってもらうこと、 新しい表現を教えることなどですが、一番大切なことはご家庭で毎日英語の時間を作ることです。ご家庭での取り組みがなければ、お子さんが英語を話せるようになる確立はほとんどゼロだと思います。

GO豪メルボルンの読者の皆さんの場合は、逆にお子さんに日本語をしっかりと学ばせたい方が多いかと思いますが、その場合も同じです。ご家庭でしっかりとした日本語を教えてあげない限り、お子さんの日本語は少し変な日本語になってしまうでしょう。残念ながら、少し変な日本語を話す海外生活の長い日本人はとても多いです。もう一度お子さんの日本語について真剣に考えてみてください。




※読者の方からの質問や応援メッセージ大歓迎です。コメントお待ちしております。

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プロフィール

高橋正彦:1977年、静岡県浜松市生まれ。中学卒業後、単身メルボルンに渡りブライトングラマースクールに入学。同校では、3年がかりで学校側に打診をしサッカー部を創立、初代キャプテンを務める。1998年中古CDショップ「音吉プレミアム」を立ち上げ、世界中の人達との交流を始める。2007年9月、単行本『イタリア人は日本のアイドルが好きっ』を出版。2009年5月には世界中のオタクと交流するOTAKU SPECIALISTとして、NHKから英語でインタビューを受け、その映像が世界80カ国で放送された。

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