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メルボルンの楽器屋事情

今日の音楽情報コラム【Just Australia】では、メルボルンの楽器屋事情を紹介します。

  

 

僕は東京出身なので、楽器屋さんといえば、やはり御茶ノ水。

 

御茶ノ水駅から出た途端、あちこちに楽器屋さんがあるのは、いつ足を運んでも壮観です。

  

毎回僕が日本に帰る時には、何回か御茶ノ水に行って、オーストラリアでの音楽活動に必要な物を買い揃えます。

  

御茶ノ水だけでなく、楽器屋さんでギターやエフェクターとか、色々見ているだけで楽しいんですよね。

  

 

 

 

  

さて、オーストラリアの楽器屋事情ですが、メルボルン内には御茶ノ水のように楽器屋さんが集まっている場所は、僕の知る限りありません。

  

そういった楽器屋密集地域はないのですが、各地域に楽器屋さんは沢山あります。

  

中でも、一番大きく展開しているのは、

 

Allans Music

http://www.allansmusic.com.au

 

というチェーン店ではないかと思います。

  

ちなみにメルボルンの店舗はシティ内で住所は:

152 Bourke Street Melbourne

  

他にもビクトリア州のKewBallaratにも店舗があり、アデレード、ブリスベン、シドニーなどの他の州にも展開する大型チェーン店です。

  

上記Allansのサイトはオンラインストアでもあります。

  

Allansは、初心者から上級者まで、幅広く利用している楽器屋さんです。



あと、インストアイベントが頻繁に行われるので、その辺も要チェックです。
(コラムの最後に、シドニーでザックワイルドを迎えてのインストアイベントの模様を載せてみました。)

 



 

 

中古の楽器屋さんだったら、ここが面白いです。

 

Music Swopshop

http://www.musicswopshop.com.au

 

ライゴンストリートから歩いて数分の所に位置する、一軒家をお店に改造したかのような、ちょっと怪しい雰囲気のお店です。

  

店内が暗いので、少し入りづらい雰囲気もありますが、掘り出し物が見つかるかもしれないので、ぜひ一度行ってみてください。

  

中古屋ということで、毎日商品が出たり入ったりするので、定期的に足を運ぶと、掘り出し物が見つけられるかもしれません。

  

 

 

 

僕も何度かお世話になったのがこのお店。

 

Guitar Paradise

http://www.guitarparadise.com.au

 

知り合いが働いているので、以前にギターの調整をしてもらったり、エフェクター関係の物を購入しました。


価格という点では、特に他と変わりはないと思いますが、やはり知り合いがいるというだけでも来店しやすくなりますし、店員さんの雰囲気も、Allansのようなチェーン店よりかは話しやすいと思います。

 

リッチモンドのIkeaにシティから向かう途中の、Victoria Street上にあります。

 

近くに住んでいないと、あまり便利とはいえない立地ですね。

 

 

 

 

 

たまに休日の朝にTVコマーシャルで見るのがこのお店。

 

Manny’s

http://www.mannys.com.au

 

North Fitzroyにあり、住所は:

161 St. Georges Rd

 

シティからもある程度近いので便利ですね。

 

たまにセールが行われているので、そういった時に行くと良いものが安く買えるかもしれません。

 

Allansのようなチェーン店は苦手だけど、ある程度大きい規模で信用できるところが良い!って言う人におススメです。

 

僕も前にここからアンプを買ったり、ちょっとお世話になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、気になるオーストラリアでの楽器のお値段ですが・・・

 

 

 

はっきり言って高いです。

 

 

 

 

オーストラリアで製造されているものはあまりなく、ほとんどがアメリカ、イギリス、アジアなどから輸入されているものなので、通常よりも高くなってしまうようです。

 

(そういった理由で、僕も日本に帰る度にできる限り、日本で買えるものは買ってくるのです。)

 

それでも、初心者用の楽器は、かなり安く売られているので、特にメーカーや品質にそこまでこだわらない、という事だったら、ある程度良い値段で買えると思います。

 

例えばGibsonFenderなどの有名ブランドのギターを買いたいと思ったら、オーストラリアでは買わず、日本やアメリカで買って、それを持って来た方が良いでしょう。

 

ちなみに、僕がオーストラリアに来る際には、こっちでバンドをやる気満々だったので、Gibsonのギターを持ってきました。

 

スーツケースとギターを一緒に持ってきて、飛行機に乗る時も大変でしたが。笑

 

最近、メルボルンで音楽をやる日本人も増えてきましたが、今後もどんどん増えていくと楽しいな~と、個人的に思ってます!

 

オーストラリアにワーホリや学生で来る際、音楽もやりたい!なんて、もう一つの目的を持って、こっちに来ても良いかもしれないですね!

 

 

 

それではまた次回のコラムで。

 

Koji

 

 

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コメント

以前のコメント

浅野   (2011-09-05T22:03:16)
飛行機の持ち込みに関しては・・・ ギターは、ハードケースを利用して、中にスペースがあるときは、なるべくクッションになるものを多くいれるのが良いと思います。 僕らのバンドはそうやってギターは運んでいます。 ただ、やはり運が悪ければ、乱暴に扱われて、破損してしまう場合もあるので、その覚悟は必要です。 そういった時のために、旅行保険に入っておくのも良いかもしれません。
浅野   (2011-09-05T22:02:05)
ご質問ありがとうございます。 例を挙げましょう。 日豪で一般的なAllansと石橋楽器で同モデルを比較して見ます。 Epiphone Les Paul Standard Plus Electric Guitar (Heritage Cherry) http://www.allansbillyhyde.com.au/prod/ENS-HSCH1/Epiphone_Les_Paul_Standard_Plus_Electric_Guitar_(Heritage_Cherry).aspx http://www.ishibashi-webshop.jp/shop/g/g311791300/ 石橋 45800円 Allans $749(約61420円) 上記の物だと、約25%の価格差です。 もちろん、日本よりも安いものはあるかもしれませんが、全体的に見ると、最低でも1,2割は高いと思います。
けん   (2011-09-04T10:03:10)
質問なんですけど、メルボルンのギターは高いって書いてありますが、日本と比べてどれくらい高いのでしょうか。 あともう一つ、どういった方法でギターを飛行機に持ち込みましたか。

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プロフィール

メルボルンの音楽会社に6年勤務、そして世界各国でCDをリリースしているパワーポップバンド「The Wellingtons」のギタリストとして活動中の浅野浩治による音楽情報コラム。

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