うめ～話に御用心　甘い梅干し　食してみた

更新日: 2012-05-23

梅干しだけでなんと２０種類! 選んでいるだけで生つばゴックン。
ただいま財力充電中により、商品名にひかれて情人梅と烏梅の２種類に挑戦！

任務その6
＜梅干し　話梅　prunes＞



今回の選考にもれた梅干しは、白に紅にライチにレモン、クリーミーに塩などなど。
梅干しは日本独自の食べ物だと思っていたのに、こんなに種類があるなんて。



恋人のように甘いであろう情人梅は８粒入り。淡いオレンジ色で、しっかりとした噛みごたえ。
お中元にもらった、水ようかんセットの片隅で、けなげにたたずんでいる梅ゼリーの風味そのもの。
全くもってすっぱさゼロ。

次に烏龍茶の漢字でおなじみの、烏（ウー）梅６粒を取り出すことに。
直径４センチのウーさんは、堂々としたたたずまい。見た目によらず繊細で、手で持ち上げるとホロリと崩れてしまいます。
口いっぱいに広がるポロポロした感触は、黒糖飴をなめているよう。堂々たる４センチが１センチの種に早変わり。
種も真っ黒、びっくりしました。

梅、甘いと聞いてひらめく事は、梅酒作りただひとつ。
残った梅を１２粒、１本３ドルの白ワイン（ラベルなし）３５０mlに浸して冷蔵庫へ。


　
１日たつとあら不思議、琥珀色の飲み物に大変身。
お味もなかなかいけたもの。
老舗のチョーヤに負けないような、気合いでドーヤ！の梅酒風ドリンクになりました。
私はストレートで一気にゴックン。お次はお湯割りでいただきました。
無名のワインに浸けこんだ、メルボルンご当地ドリンクここに誕生。
情人梅と真っ黒な烏梅を使用したので、「黒い情人」と名付けましょう。

 

「黒い情人」ドリンクにお似合いなのは、北海道銘菓の白い恋人なのかもしれません。
どちらもとてもおいしくて、白黒つけるのに迷ってしまいますね。

＜著：久里類＞