下を向いて歩こう ~Florist Hana Vol.7 アガパンサス~
更新日: 2011-02-08
夏、メルボルンでよく目にする花の一つが、この ”アガパンサス”。紫、白。の花を沢山つけ、花茎がすらっと太いのが特徴です。
ちょっと舌を噛んでしまいそうな、言いにくい名前かも知れませんが、色んな所でよ~く見ると思うので覚えてみてくださいね!


アガパンサス: (別名)紫君子欄(ムラサキクンシラン) (英)Agapanthus
原産地:南アフリカ
ユリ科
出回り期 春~初秋: 開花 夏
常緑の宿根草なので、花が咲き終わった後も緑を保ってくれるガーデニングしやすいお花です。
半日陰でも元気に育ち、ほとんど手がかかりません。
色々なものが繊細でキメ細やかな日本の品種に比べ、オーストラリアのものは、たくましく、ダイナミック!!!
初めてこちらでアガパンサスを見たときは、花、茎が、日本の品種の3倍はあろうであろう立派な大きさに、びっくり!
国民性、こういうところでも出るのね~、いや、こういう自然の背景から、国民性というものが生まれてくるのではないかな・・。
産まれ、育ちが違うと見た目がこうも変わるのだな~。というのを分かりやすく伝えてくれる品種!?です。
花数が多く、花持ちがいいので、なが~~く楽しめますよ♪
野菜、果物も旬のものをおいしく頂く楽しみがあるのと同様に、植物もその季節の表情の美しさを楽しんでくださいね!
天変地異、自然が今、色んなところで悲鳴をあげているような気がしています。
今年の夏は、本当に、夏らしい陽気の日が少なく・・・。
恵みの雨・・・の雨のはずが、災害という大変心痛む出来事となってしまいました。
自然に目を配り、本来のあるべき姿を崩さず、いつまでも、四季ある国の美しさを慈しんでいきたいものです。
皆さん、この夏は、どのように過ごされていますか!
紫外線、日本の何十倍とも言われるオーストラリア・・。植物の成長に大きく関係もしているのでしょう。
がっ!!くれぐれも、日焼け対策を忘れずに、残りの夏をエンジョイされてくださいね!!!
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